中庄八幡奉納相撲 16日神社境内土俵 地元勢中心に力と技競う

掲載号 05年10月08日号

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 140年の伝統をもつ因島市中庄町の熊箇原八幡神社秋祭大祭典奉納相撲が16日(日)午前8時30分、同境内土俵で開催される。最初に神事と土俵入り、同9時から子ども相撲、午後12時30分から高校生・一般の相撲がある。

 出場選手は9月29日から連日、境内土俵で最終調整の練習に余念がない=写真=。見物人が見守るなか、四股、すり足、押し、申し合せ、股割りと練習に汗を流す。日を追うごとに力が入り、本番ムードが高まっている。

映画「ちゃんこ」の俳優たちが出場 

 子どもは、因北小、因北中ほか約100人。高校・一般は、地元勢を中心に力と技を競う。それに加えて、中庄町でロケをした青春相撲映画の「ちゃんこ」(15日公開)出演俳優チームが出場する。出場チームは次の通り。

 広島大相撲部▽映画「ちゃんこ」チーム▽尾道市消防署=尾道・瀬戸田・因島の3チーム▽中庄消防団▽因島相撲同好会2チーム▽因島警察署▽地元青年2チーム▽竹原チーム▽大川道場(竹原)。計14チーム。

伝統の継承を

 奉納相撲の主催責任者である第代頭取碇山(いかりやま)明彦氏は、「徐々に相撲をとる人が増えてきている。一年も休まずつづけられてきた、格式と伝統をもつ奉納相撲をこれからも広げながら継承していきたい」と抱負を語る。

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