全国をめざすチーム 少年野球重井キング監督 中川浩さん(43)

掲載号 05年08月20日号

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 8日、広島市民球場で行われた第35回県少年野球学童選手権大会で優勝した重井キング監督中川浩さん(43)は、「次は全国大会に行けるチームをつくりたいつねに子どもたちにより高い目標を示したい」と熱く語る。

 中川さんが重井キングの監督になったのは8年前。チームに所属する子どもの父親が監督になるのが慣わしだった。長男、次男ともOBで三男が小学5年生でレギュラー。

 中川さんは、勝ちにこだわる野球をめざした。広島市民球場をめざして子どもたちを育てることを主張した。チーム全体だけではなく、1人ひとりにも上手になりたいという意欲を求めた。言われてやるような練習ではなく自らすすんでやる練習をのぞんだ。

 生活律も大切にした。強くなるためには先ずあいさつをきちんとすることから始めた。積極的に島内外のチームとの練習試合を行った。今や「打倒重井キング」と言われるようになった。しかし、それは望むところで、それをめざしてほしいと、中川さんは語る。

 昭和58年、中日本自動車短期大学卒業後、父親の経営する中川モータースに後継ぎとして勤務。監督業が忙しい中で「たまにはまじめに仕事をしろ」と言われるとつらい。姉は、プロゴルファーの中川和代さん。

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