自然を愛する中庄の会 亀井静香代議士招きスーパー松を植樹

掲載号 05年06月04日号

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 中庄地域の区長会やそのOBが中心になり自然愛護運動を推進している、自然を愛する中庄の会(松浦辰夫会長、98人)は5月28日水軍城近くの山で、自民党志帥会会長亀井静香代議士と村上和弘因島市長を招いてスーパー松の植樹を行なった=写真=。

 このスーパー松は、松くい虫に強い種苗として開発されたもので、因島市の松林の再生を願う「自然を愛する会」が、平成12年から延べ約800本以上の植樹をつづけてきた。日中緑化議員連盟会長をつとめる亀井静香代議士は松枯れによる荒廃がすすむ県下の山地に胸を痛めていたという。白砂青松の島々の再生を願う中庄町の有志の活動に感動し、「あなたたちのような人たちがいるかぎり日本は大丈夫」と、激励。植樹場所での再会を約束した。

愛する会の歩み

平成11年度 平成8年広島国体への協力活動を母体に、「愛する会」を結成。奥山、大山、青影山の登山道や林道に桜植樹などを行ない、自然を守るまちづくり運動を開始。
平成12年度 文部科学省から「NPOの連携によるまちづくりの支援事業の研究委嘱」を受けた。県の支援を受け、松枯れ対策として「ヒロシマスーパー松」250本を中庄町内の尾根や山麓に実験植樹。
平成13年度 因北中学校卒業記念植樹支援事業開始
平成14年度 「県みどりづくり活動支援事業」に採択。因北中卒業生とともに町内各地に記念植樹。
平成15年度 植樹したスーパー松などの管理作業の推進。因北中卒業記念植樹市観光資源美化推進事業として遊歩道の整備。
平成16年度 平成12年度からのスーパー松の植樹が延べ約800本に達した。瀬戸内流域森林整備協議会尾三地域部会から支援を受ける。

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