瀬戸田町議会空転つづく 合併議案議決とひきかえに田頭秀生町長辞職を要求

掲載号 05年03月19日号

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 尾道市との合併調印をすました瀬戸田町議会は合併関連議案の提出が送れ、11日から空転がつづいている。このままでは、合併関連議案の採決が尾道市議会の22日より、遅れる見通しが強くなった。

 ことの発端は、市町村合併にともなって解散する「豊田地方税整理組合」の財産処分の議案。合併協議の勧め方に抗議し、解散を通告した区長会連合会の意向を代弁する議員が、「この財産処分については、区長会連合会の意見を聞くべき」と主張し、審議がストップしてしまった。

  この一部議員の動向については、合併議案審議の時間切れを狙ったものと見られている。その背後に、田頭秀生町長を辞職に追い込み、柴田大三郎前町長の復活を図るシナリオがあるともささやかれている。議会を空転させ、その責任を町長におしつけ、合併議案議決とひきかえに町長に辞職を要求するというものである。

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