キャリア教育発表会 健全な職業観育成めざし生口島6校が共同で

掲載号 05年02月19日号

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 将来の夢をはぐくみ、その実現のために、健全な職業観と勤労観を育てる「キャリア教育」を進めている生口島小中高6校が16日、公開授業とベル・カントホールでの中間発表会=写真=を開いた。

 その実践協力校は、瀬戸田小、南小、東生口小、瀬戸田中、生口中、瀬戸田高の6校。平成16年度から3年間、文部科学省の「キャリア教育推進地域指定事業」校に委嘱されている。全体集会には県内外から約500人が参加。瀬戸田小、瀬戸田中、瀬戸田高が発表を行った。

 高校3年生男子は、インターンシップ(就労体験)授業の報告を行なった。3年生29人が、1年を通して毎週金曜日、造船所をはじめ地元8事業所で活動。来年度は、さらに事業所を増やす。1年を通したインターンシップは全国でも珍しいという。

 つづいて、筑波大学院教授の渡辺三枝子さんの記念講演「地域全体で取り組むキャリア教育の推進」があった。

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