秀策囲碁まつり会場 碁盤のめぐみ堂出店 西本誠一郎社長、東大で講演

掲載号 05年01月29日号

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 22、23日にあった第50回秀策囲碁まつりの会場である市民会館ロビーはいつも以上に賑った。囲碁・将棋盤トップメーカーのめぐみ堂(本社大阪市生野区)が出店し、名物社長の西本誠一郎さん自らが販売に当っていたせいでもある。

 西本社長は昭和38年、25歳でめぐみ堂を設立。10年後、会社は業界トップに成長。今日、創業40年の信頼と実績を誇る。全国で12店舗の直売店を展開し、三重県上野市には、広大な工場を持つ。社長は熱心なクリスチャンであることでも有名である。

 「囲碁は日本の伝統文化であり、教育であり、健康である」の信念にもとづき積極果敢な経営手法、新企画や新商品をヒットさせ、たえず業界をリード。囲碁人口の拡大のために日本棋院などと連携し、イベントを全国的に行っている。

 挫折と失意のなかから甦った魂の軌道を赤裸々に語る西本社長の講演は、好評を博し、全国各地の経済界、東大など教育機関、刑務所、教会などから招かれ、講演活動にも忙しい。写真は庚午一生さんと談笑する西本誠一郎社長。

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