2007年4月尾道市議改選 尾道側、定数34人を確認 因島の定数特例を認めず

掲載号 05年01月22日号

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 合併後の議会の定数について尾道市議会は18日、2007年4月の統一地方選挙の定数を34人とすることを確認。これで、因島市議会が求めている合併後の増員選挙につづいて、2007年時にも同様の定数特例を適用することは拒否されたことになる。現在26人の尾道市議会定数は、合併に伴い次のようになる。

  • 今年3月の御調向島両町との合併後、増員選挙で34人になる。
  • 来年に予定される因島市、瀬戸田町との合併直後の増員選挙でそれぞれ8人、3人増加し、45人になる見通し
  • 2007年4月について尾道、御調、向島、瀬戸田の議会は尾道全体区での選挙の実施を主張。因島議会は定数8の因島分区を主張している。
  •  今後、選挙区について尾道、因島両議会の調整が行われる予定である。だが因島市議会は今春4月が改選期。目前に迫った市議選への対応もあり苦慮している。

    因島で説明会

     すでに3回を終えた尾道・因島合併協議会の協議内容を市民に知らせる住民説明会が16日、始まった。すでに土生、東生口、三庄、大浜が終了。23日田熊公民館、24日重井公民館、25日中庄老人集会所が残されている。説明会では、行政側から合併協議会で提案された新市建設計画などが棒読みで説明されるだけで、住民に十分に理解されたとは言いがたい。

    瀬戸田町住民説明会

     尾道市との合併をめざす瀬戸田町においても19日ベル・カントホール、20日生口島開発総合センターで住民説明会があった。しかし、町長選挙のしこりがつづいたままで、「合併ができなかったらどう責任をとるのか」などと建設的な議論に行ききれてない雰囲気が支配的であった。

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