第3回尾道・因島法定協 新市建設計画などを提案 囲碁の館など196億円
掲載号 05年01月15日号
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因島市を編入合併する新尾道市の新市建設計画素案が11日、第3回法定合併協議会に提案された。県、国の事業をのぞくハード事業28、ソフト事業45、総事業費は196億円。そのうち14事業で約61億円の合併特例債を活用する。ハード事業はすべて因島分の事業である。
主な事業は
- 囲碁の館建設
- アメニティプール整備事業
- 水軍城モノレール設置
- 土生港周辺の中心市街地活性化事業
- 因南中学校の建設
- 汚泥再処理センター建設
前回提案された国民健康保険制度や水道事業の取り扱いなど8項目の協議では介護保険制度の取り扱いについて、合併後に最大1万円前後値上げになるため因島市側から経過h措置の要望が出され継続協議になった。それ以外の7項目-
- 農業委員の定数は40人を越えない
- 国民健康保険制度は尾道市の制度に統一
- 因島市の生活保護世帯に対する水道料金の特例の廃止
尾道・因島の法定協はすでに3回目の協議が終了した。会合だけは進むものの両市民は依然として置いてきぼり状態。市民に対する情報公開が大きく立ち遅れていることに起因しているといえよう。
因島市7ヵ所で住民説明会
因島市は、尾道市との法定合併協議会の協議内容を住民に知らせるために、16日から25日まで市内7ヵ所で合併住民説明会を開く。日程は次の通り。
- 16日(日)午後7時 土生公民館
- 17日(月)午後7時 東生口老人集会所
- 19日(水)午後7時 三庄公民館
- 21日(金)午後7時 大浜公民館
- 23日(日)午後7時30分 田熊公民館
- 24日(月)午後7時 重井公民館
- 25日(火)午後7時 中庄老人集会所
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