合併協休止のままでは瀬戸田町のゴミ拒否も

掲載号 04年07月31日号

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 村上和弘因島市長は10日因島市の臨時市議会で、「8月10日ころまでに合併協を正常化する回答がない場合、瀬戸田町のゴミ持込を拒否する」ことを表明した。つづいて28日、村上市長は須沢弘明議長とともに柴田大三郎町長を訪ね、同趣旨の申し入れを行った。柴田町長は、「合併と広域組合は別問題。従来どおりゴミ処理をお願いしたい」と答え、物別れに終わった。

 因瀬衛生施設組合議会の「ごみ共同処理の解消を求める決議」を尊重せざるをえないとして村上市長は働きかけたが、合併協再開のメドがたちそうにない。離脱表明をした柴田町長は、合併協解散の意向を持ちながら決め手がない。

 「生殺し」ともいえる無責任状態がいつまでつづくのか、住民のイライラがつづいている。

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