因島と瀬戸田で出初式 最新鋭車両が勢揃い 地域の財産を守る消防団

掲載号 04年01月17日号

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 因島市と因島市瀬戸田町消防組合は11日、土生中学校グランドで消防出初式を行った。
 朝九時前から集合した市消防署職員と7分団の男女団員350人。29台の消防車両が堂々と入場行進し、観閲を受けた。

 約300人の市民が見守るなか、原と洲江の両区長会による消火器取り扱い訓練が行われた。ハイライトは、最新式のポンプ車、多目的積載車、救助工作車など最新鋭6台の披露と使用訓練。さらに各分団対抗競技とつづき、最後は恒例の7色放水でしめくくった。

 この日、バトンシスターズ、田熊小鼓笛隊121人水軍陣太鼓、水軍姫太鼓が参加し、会場を盛り上げた。

 瀬戸田町では、瀬戸田中学校グランドで出初式があった。消防職員や7分団約250人が参加。消防車両17台がパレード。実戦装備で身を固めた分団対抗リレーと7色一斉放水を繰りひろげた。

 昨年の因島・瀬戸田管内の火災は22件(前年比7件減)で、建物15件(同1件減)。工場でのガス爆発で多数の負傷者がでた。火災原因は5件でタバコがトップ。昨年1位のたき火は4件で2位。

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