因島市臨時市会28日まで 13年度一般・特別会計 決算特別委員会で審査

掲載号 02年11月23日号

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 因島市臨時市議会は21日午前10時から本会議を開き平成13年度一般、特別会計決算認定案を説明。決算特別委員会を設置して審査に入る予定だったが産廃処理法違反の罪にとわれた森康光議員の処遇をめぐって議会はストップ。

 22日は各項目について質疑。25、26の両日分科会で審査。28日の本会議で採決の日程は大幅に崩れる。

またも混乱 審議ストップ

 市議会が開かれるたびに森議員の問題が浮上。迷惑するのは市行政。理事者側の全課長らは足止めされ業務に対する影響は大きい。森議員の進退、去就は個人本人と議会内の問題で行政がかかわることでない。議会は行政のチェック機関であることをないがしろにして審議をストップ。議会の人事問題をゲームにする傾向がある―という市民のひんしゅくの声。議案審議と議会内のいざこざは分別して対応すべきではなかろうか。

実質収支黒字額 1億9千余万円

 ところで一般・特別会計の決算収支総額は213億円の歳入に対し、歳出は209億余万円で歳入歳出差引額から翌年度へ繰り越す財源1600余万円を控除した実質収支は1億9790万円の黒字決算となっているが、単年度収支は2324万円の赤字となった。

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