人と人との付き合いを大切に かもめ信用金庫 因島支店長 岡野 憲明さん(50)

掲載号 01年03月24日号

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 昨年8月「インストアブランチ」としてパルディ因島店内に支店を構えた「かもめ信用金庫」。支店長の岡野憲明さんは昭和25年生まれというから50歳。因島高校から法政大学へ。三原、尾道、因島など尾三地区を中心に同金庫の営業畑を歩いてきただけあって地元へのこだわりは人一倍だ。

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 「因島支店を中庄に設けたことは正解だった」と手応えを感じている。因北に営業活動の拠点を置き、一軒一軒歩いてまわり顧客の相談に乗り契約を成立させていく。これを「狭域高密度方式」と言うのだそうだ。

 「フェイス・トゥ・フェイス」「人間 対 人間の付き合い」「親身になって相談に乗らせていただく」が合言葉。開店以来7ヶ月、スタッフは休日を返上でスタート時の倍増の営業実績をあげてきたというから、これからが正念場と言えそうだ。

 岡野さんは、職場結婚の奥さんと一男三女の家族。息子さんも同じ法政大学に在学中。趣味は読書。織田信長などの戦国時代物が愛読書。激務の中で少しでも時間が取れれば本を手にとり、気分転換というより、仕事上のヒントを見つけるそうだ。まだ封印中ということだが、フォークソングの技がある。

 また、田熊商工会、因島ロータリークラブのメンバーとして地域ボランティア活動にも積極的に取り組んでいる。

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