お仕事モード

今日はひさびさに自分の仕事に行ってきた。
私は25歳の時から、賃貸物件の仲介を一人でしている。
不動産屋の業務って、依頼された空室物件に
お客さんを紹介して契約して引き渡すまでが仕事なのだけど
家主さんって、入居者さんがトラブルおこすと連絡してくるし
退去時の敷金清算、室内の補修なども
不動産やの仕事だと思っている方がたくさんいる。
けど、管理契約でもしていないかぎり
後のことは、不動産屋がサービスでしているので
連絡する時は、態度に気をつけてほしい。
(管理会社の欄に不動産屋の名前がある時はべつ。
それは管理料をいただいてお仕事でしているから。)


不動産屋を9年していて、いままでは
いやなことばかり気になった。
私の思ういやな作業の一番は
家賃滞納者が払うつもりが全くないらしく
半年程集金をがんばってみたけど
”出てってください”という話になるとき。
なにがいやって、その人はなんとかして
次の住処を借りているけど
そこでもすぐに滞納がはじまるんだろうなって、
要は”ばばぬき”ってことよね。
次にいやなのは契約書を家主ビイキに作成して
契約した入居者さんが退去時に
この契約書のここはおかしい。
敷金のこの部分を引かれるのが許せない
と、もめるとき。
”私はきちんと説明したのにぃ、こういう条件になってるけど
納得ならここに記名押印お願いね。”って。業者の義務だから。
けれど、最近気がついたことがある。
Aアパートのお客さんは全員退去時敷金返還金額のことで文句を言う。
Bアパートは、同じ条件なのにみんな
”契約書に書いてあったもの、もちろん払うよ。”と
快く承諾してくれる。住み心地良かったよって言う。
なぜかなぁ。。と考えて、気がついたことがある。
Aアパートの家主さんは
入居者さんに契約時に会ったっきり日々会うことがない。っていう。
Bアパートの家主さんは
入居者さん達みんなと会話がある。
家主さんも入居者さんも留守にする時は声を掛け合ったり、
家主さんが入居者さんみんなに平等に野菜くれるんだ。
って入居者さんが喜んでたり。。。
両アパート共、アパートと家主宅は同じぐらいの距離で、
両家主さんとも”うちはずっとこの条件で契約しているので、
この条件にしてくれ”、という
契約内容に家主ビイキの条件あり。
で、まぁいつも良いタイミングでお客さんが来るわけではないので
すぐに次のお客さんを見つけることが出来ないことが多々なのだけど、
お客さんが来て部屋を案内するときは
Bアパートでは”家主さんはいい人だよ”って付け加える。
契約して入居者さんから仲介料をもらう身としては
住み心地がいいといいなぁって願うもんね。

お仕事モード」への5件のフィードバック

  1. お仕事お疲れ様です。
    そっかーそう言う仕事だったんだね。わたしもずーと賃貸に住んでて、不動産屋さんにお世話になりました。
    今まではトラブルなかったけど、うちには犬や猫が居るから、はなからその事伝えてOKな所へ入居するからねー。
    でも、動物がいる事で、一度も敷金は戻りませんが、、、OKしてもらえるだけでもありがたいと思うので気にした事なかったね。
    みなみ不動産には、丁重に断られたけど(^^ゞ
    中でも、ここは最高だと感じてます!
    畑は作れたし、家をどうしてもOKだし、ここに入って、賢ちゃんと結婚したんだけど、大阪に住む大家さんから、なっなんと結婚祝いが届いた時には、びっくりしました。
    敷地が広いのが、草取りの時苦痛に思うくらいじゃー。(;´▼`A‘‘

  2. 結婚祝いってすごいわぁ。
    でも、それはあゆさんが家主さんとうまく付き合ってるからしてもらえるんだと思うな。
    私は20歳のころ広島で借りてたアパートの大家さんが隣に住んでて、仲良くしてたので、退去時にハンカチもらって、”10日ででるんだけど日割り利きませんか”って言うだけ言ってみたら、”あんただけ特別だから秘密だよ”って返してくれた。

  3. 契約って責任重大ですよね。僕も仕事柄、契約をしなければならないんだけど、毎回緊張してしまいます。
    そして苦情相談窓口なるものに僕がなっているので、苦情の来ようものなら、胃に穴が開きそうです。
    でもね、仰るとおり、契約者とコミュニケーションがうまく取れていたら、少々のことは大丈夫なんですよね。人情は大切にしなくちゃ。

  4. あぁ、うれしい。同じ契約と苦情窓口の立場。
    (よろこんじゃダメか。。。)
    私は眉間に皺がよっちゃいます。笑顔にならなくっちゃ。

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