因島高校を支援する会だより 引き続きご支援ください

常任幹事 村井圭一

 平成12年11月、同窓会、高校PTA、市P連が、中心になり、教育委員会など関連諸団体の協力を得て、「因島高校を支援する会」が発足し、竹中啓修同窓会長が会長に就任しました。当時、因島高校は2校が統合したものの課題が多く、市内中学卒業生の半数近くが、市外の高校に進学する傾向がありました。市民、中学生、保護者に魅力魅力ある高校にしていかねばと活動を始めました。因島高校の改善されていく姿を市民に知らせ、関心を持っていただくことが大事と、会報を発行し、区長会の協力を得て、市広報と同時に市内全戸配布していただいています。

また、本校は、県内でも屈指の設備を備えた高校であり、自動制御の天体望遠鏡、陶芸施設、パソコン教室、介護研修室、壁面全鏡のトレーニングルームなどの設備を活用しPTAとともに学校の一般開放に取り組んでいます。参加者は学校に愛着を感じていただいているようです。

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 さらに、昨年より、市の助成金を得て、オーストラリア・ブライビー高、校へ語学研修を計画実施しました。ブライビー島は、オーストラリア本土と1本の橋で結ばれ、温暖な気候で島の大半が国立公園、人口2万程度、高校が1つという因島と似通った地域です。国際化を肌で感じ取り、帰国後、出身中学で報告会を行い、後輩に因島高校の取り組みをPRしています。また、現地での因島高校生の評判がよく、半年後に先方から、因島へ訪問団が来日し、PTAが中心となつて歓迎しました。こうして、因島の国際化も進みつつあります。

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 また、因島にいても、東京の一流予備校の講義が衛星放送を利用して因島で受講できるという、「サテライン講座」を取り入れています。生徒からの受講料だけでは、収支が合わないため、同窓会のご支援をいただいています。受講者からは、受験対策の一助になると好評です。みなさんのご支援をいただき、感謝いたします。今後とも 「因島高校を支援する会」を支援いただきますよう、よろしくお願いいたします。

因島高校同窓会報4号(2003年)より


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常任幹事 村井圭一
元因島高校PTA会長、村井石油、ラガールせとだ
写真はオーストラリアブライビー高校視察時の村井氏

掲載日 : 2003年08月01日 E

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