自民党県連大会 来賓あいさつは片山さつきさん

掲載号 06年04月08日号

前の記事: “サクラちらほら咲き 見ごろは4月上旬 島四国霊場お接待18日
次の記事: “第五北川丸追悼慰霊祭 高齢化により50回忌で最後

 第45回自民党県連大会は1日、広島国際会議場で開かれ席上、7支部と職域支部81人の功労表彰があり因島支部からは笹野文子女性代表(外浦)が表彰された。

0604070002.jpg

 あいさつに立った中川秀直県連会長(自民党政調会長)は「昨年9月の衆院選で第6選挙区は亀井さんの離党で自民公認候補不在という禍根を残したが・・・」と前置き、小さな政府を目指す小泉路線は国民に痛みを与えたが、やっとデフレ時代を脱却した。あと1、2年もすればその成果が見えてくると経済成長率の数字を示しながら内政問題にふれた。地方分権については平成の市町村合併も終り、道州制についても十分な議論をする必要があると述べ「全国に11~12州都、東京をつくるということになる。夢より大きいことは実現できないので、夢は大きくもってほしい」と結んだ。

 来賓の紅一点は、小泉チルドレンのマドンナ大蔵官僚出身の経済産業大臣政務官片山さつきさん(47)。オレンジ色のスーツ姿で登壇。開口一番「広島の皆さん17年ぶりに帰ってまいりました」と、あいさつ。会場は一瞬、はてな?と静まり返った。

 彼女は平成元年7月から同9年7月までの3年間、海田税務署長に在職したことがある。このことを云っていたのだろう。当時、西日本初の女性税務署長と注目された。大蔵省からは橋口収氏が広銀頭取に君臨するなど広島経済界に異変がおきたころである。だが、政界とはかかわり合いが少なかったので会場の反応はいま一つだった。

 話の内容も落下傘の降下地、静岡県浜松市と広島市が”ものづくりのまち”ということではよく似ていることなどをあげ、工場見学と観光ツアーを計画、広島かきを食べ、浜名湖のうなぎを食べる企画を提案したいとリップサービス。いま市街地活性化対策と取り組んでいるが「富はつくり出すものです」と結んだ。

写真は中川さんの応援にやってきた片山さん。

E

トラックバック