因島高校・体操部 田頭剛君が県総体連覇 オリンピックへ夢膨らむ

掲載号 05年06月11日号

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 因島高校体操部の田頭剛君(3年)=写真=は4・5日、広島市で行なわれた県高校総合体育大会(県総体)において2年連続で個人総合優勝し、3年連続の全国高校総体(インターハイ)出場を決めた。

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 田頭君にとって今年は高校最後の学年。「今年こそは全国制覇を」の期待が高まっている。また因島高校は、団体戦でも健闘し、崇徳、沼田、如水館につづいて4位を占めた。田頭君は規定1位。自由演技でのミスで全種目制覇は逃したが、6種目中5種目1位で総合優勝し、ずば抜けた力を見せた。

 今年のインターハイは、6月中国大会(17~19日広島)につづいて8月7~9日千葉県である。田頭君の目標は個人総合優勝。昨年のインターハイでつり輪と跳馬4位、個人総合8位。国体は床で優勝、今年3月の全国選抜で跳馬優勝、個人総合5位。この実績から見て、「個人総合で優勝してもおかしくない実力」との評価がたかまるのも無理はない。

 因島高校体操部の歴史は約30年。「因島からオリンピック選手を育てよう」の大目標をかかげ地道な努力がくりかえされてきた。インターハイ出場は4年連続6人。現体操部部長の東功さんが初出場。東さんが育てた瀬島良平と濱田佳宏(現監督)の両選手が出場。つづいて、濱田監督が東雄也、田頭知彦・剛兄弟の3選手をインターハイに送った。インターハイ制覇からオリンピックをめざすことが田頭君をはじめ体操関係者の悲願。その夢に向って猛練習がつづいている。

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