選挙後初の瀬戸田町議会 田頭新町長が所信表明

掲載号 04年11月13日号

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 瀬戸田町議会は5日、町長選挙の結果をうけて臨時会を開き、田頭秀生新町長が所信表明を行った=写真=。議会多数派が柴田大三郎前町長を応援したこともあり、議会の動向が注目され約60人の町民が傍聴席につめかけた。

 田頭町長は、「11月中に尾道市との法定協設置をめざす。因島市との法定協は円満に解散したい」と、来年3月までに尾道市との合併申請を行う考えを表明した。さらに、「瀬戸田再生」のための施策を示した。

 これに対して、議員のほぼ全員が質問。「合併の新市建設計画に何を盛り込むのか」「助役人事はどうなっているのか」「町内の対立をどうするのか」などの質問がでた。

 町長は、新市建設計画に盛り込む内容の具体化を急ぐこと、県とも相談し、助役人事を早急に煮つめることを表明。さらに、町内融和に向けて町民との対話を進め、理解と協力を得たいと答えた。

17日因島市臨時議会 尾道との法定協審議

 因島市は17日、臨時市議会を開き、尾道市との法定合併協議会設置議案を提出する。因島・尾道両議会が可決すれば、29日に設置予定。また、瀬戸田町との法定協との解散議案も提出する。尾道市議会も22日、臨時会を開き、法定協設置議案を審議する。

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