土生町住宅火災地の復旧へ 無料の法律相談会を開催

掲載号 04年05月15日号

前の記事: “内海造船 タンカー「ハイパワー」進水
次の記事: “除虫菊神社(向島町)創業者 上山英一郎 しのび元生産者が例祭

 42世帯83人が被災した土生町住宅火災の焼け跡の廃材撤去作業が10日、始まった。今週末までの予定。その後、境界線の確認、し尿のくみ取り、消毒作業に取りかかり、3週間後には終了する見込み。 9日、広島司法書士会が土生公民館で無料相談会を開催。

dc051316.jpg

 阪神淡路大震災の現地相談会以来2度目で、県内では初めて。被災者9組20人が相談に訪れ、相談センター竹村秀博所長ら広島、呉、福山、府中、尾道、因島の10人の司法書士が応対した。

 「権利証が燃えてしまったが、どうなるのか」「火災保険の手続きはどうすればよいか」「相続、遺言のことをこの際きちんとしたい」などの相談にていねいに応えた。

 要望があれば再度開催する予定。その他に、田熊町の因島市ふれあい福祉総合相談センター(因島市福祉会館内0120-294-999)での「不動産相談」(5月19日午前9時~12時、要電話予約)、西浦の人権文化センター(08452-4-2160)での尾道法務局の出張相談会でも相談をうける。いずれも無料。

義援金

もみじ銀行因島支店(店番 823)普通口座 7100009
「新生区罹災者の会会長 金沢末光」

支援物資

722-2323因島市土生町宇和部区2574
土生公民館「支援物資コーナー」

E

トラックバック