図書館前の「しお風」制作者 吉田正浪と同級生の仲間たち展 8日まで市民会館中ホール

掲載号 02年12月07日号

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 戦中・戦後の混乱期に少年時代を木造校舎で過ごした田熊中学第5回卒業生「子丑(ねうし)会」は、6日から8日午後3時まで市民会館中ホールで「吉田正浪と仲間たち展」を開いている。

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 子丑会の仲間たちは昭和11・12年生まれで定年や還暦を節目に記念行事を企画きずなを深めてきた。今回は、同級生で現在も現役として彫刻分野で活躍をしている比治山大学教授、吉田正浪さんの作品を故郷の人たちに見ていただく計画をした。

 この計画に吉田さんは、童心にかえってみんなの学習発表会をしようや―と、逆提案。今年の夏休み中に母校の田熊中学校美術教室を借りて年寄りの手習い。それぞれ個性豊かな作品を仕上げた。なお、吉田さんの作品の一つに図書館前の裸婦「しお風」がある。

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