入学式校長式辞(抜粋)

学校は大人になるための学力と社会性を身に付ける場所です。そのためには「あたり前のことをあたり前にできる。」ことがとても大切です。社会性を身に付けるとは、具体的には「時を守り、場を清め、礼を正す」ができることにつきます。

「時を守り」とは、時間を守ること。遅刻をしないこと。「場を清める」とは、授業や集会、儀式では背筋をピンと伸ばして、静かに人の話を聞くこと。「礼を正す」とは、目上の人に頭を下げて、気持ちのよい挨拶をすること。を意味します。

そのことで、よりよい人格が形成されていきます。そして、自分で色々なことに挑戦をし始めます。このことを「自己エンジン」といいます。これからの日本人は「自己エンジン」を持たなければ、国際社会に通用しません。言われた通りしかできない人は、通用しないのです。どうか、「自己エンジン」を持ったりっぱな若者に育ってください。

重井中学校には、開校以来、先輩から引き継がれてきた伝統があります。それは、「立志・創造・挑戦」という校訓です。「立志」とは、将来の目的を定めて、これを成し遂げること。「創造」とは、新しいものを生み出すこと。「挑戦」とは、失敗を恐れず、立ち向かうこと。を意味します。この「立志・創造・挑戦」の精神のもと、しっかり鍛えます。力を引き出します。自信をつけてもらいます。厳しい指導もありますが、行事や部活動など、楽しい場面もたくさんあります。

最後になりましたが、保護者の皆様、本日はおめでとうございます。先ほど申しましたように、今日から子ども達は、自己エンジンを持った立派な大人になるための修行の日々が続きます。体の成長とともに、生意気な日もあれば、また頼もしさを感じさせてくれる日もあるでしょう。しかし、確実に一歩一歩、大人に近づいていきます。

ご家庭でも、時間を守る。背筋を伸ばして人の話を聞く。挨拶をする。履物をきちんとそろえる。のしつけを、あきらめることなく、繰り返し、繰り返し語ってやってください。
私たち教職員も精一杯の努力をいたしますので、どうか、皆様の絶大なご支援をお願いいたしまして、式辞といたします。

平成29年4月7日

尾道市立重井中学校校長 前澤義隆

入学おめでとうございます

4月7日の入学式、新しく13名の1年生が重井中学校の仲間となりました。今年度は、2年生25名、3年生16名で、全校で54名です。

4月10日の月曜日からは、全員が力を合わせて取り組む「ええじゃんSANSAがり」のダンスの練習が始まりました。4月23日(日)の本番まで2週間ですが、最高の演技をご覧に入れられるよう練習に励みます。

職員紹介よろしくお願いします

今後の予定

4月13日(木) 学力定着実態調査(1年国・数・理、2年社)
4月16日(日) 授業参観、PTA総会
4月18日(火) 全国学力学習状況調査(3年国・数)
4月23日(日) ええじゃん・SANSAがりコンテスト
5月1日(月) 授業参観、学級・部活懇談