「学校の新しい生活様式」にご理解とご協力をお願いします。

新型コロナウイルス感染症対策のための緊急事態措置が全国的に解除され、本日から学校を再開しました。

緊急事態措置が終わっても、感染拡大のリスクがなくなるものではなく、社会全体が、長期間にわたり、新型コロナウイルス感染症とともに生きていかなければならないと言われています。

このため、本校においても「密閉」「密集」「密接」の「3つの密」を避ける、「マスクの着用」及び「手洗いなどの手指衛生」など基本的な感染症対策を継続する「新しい生活様式」を実施し、感染とその拡大のリスクを可能な限り低減することで、教育活動の継続を行いたいので、ご理解とご協力をくださいますようお願いいたします。

また、学校内での感染拡大を防ぐためには、何よりも外からウイルスを持ち込まないことが重要であり、ご家庭のご協力が不可欠です。生徒にかぜ症状がある場合はもちろんのこと、万一、感染症が蔓延したときは、家族に発熱、咳などの症状がある場合も生徒の登校を控えていただくことが重要となります。ご家庭におきましても「新しい生活様式」に取り組んでいただきますようお願いいたします。

感染症対策の3つのポイント ①感染源を絶つ②感染経路を絶つ③抵抗力を高める

①感染源を絶つために

A 発熱などの風邪の症状がある場合には登校しないことの徹底(欠席にはなりません)

B 登校時の検温と健康状態の把握(検温を忘れたら職員室か保健室で体温を計ってから教室へ)

C 学校で発熱などの風邪の症状がみられたら…

学校から家庭に連絡し、帰宅して症状がなくなるまで自宅で休養してもらいます。保護者の来校まで時間がかかる場合には、他の生徒との接触をさけるために校長室で待機してもらいます。

②感染経路を絶つために

新型コロナウイルスは、「飛沫感染」と「接触感染」で感染します。感染経路を絶つためには

A手洗い B咳エチケット C消毒 が大切です。

【飛沫感染】感染した人の飛沫(くしゃみ、咳、つばなど)と一緒にウイルスが放出され、他の人がそのウイルスを口や鼻から吸い込んで感染します。

【接触感染】感染した人がくしゃみや咳を手で押さえた後、その手で周りのものに触れるとウイルスがつきます。他の人がそれを触るとウイルスが手に付着し、その手で口や鼻を触ると粘膜から感染します。

A手洗い 様々な場所にウイルスが付着している可能性があるので、外から教室に入るときやトイレの後、給食の前後、掃除の後、部活動の前後など、こまめに手を洗うことが重要です。手洗いは30秒程度かけて水と石けんでていねいに洗います。また、手を拭くタオルやハンカチは個人のものを使ってください。タオルやハンカチの貸し借りをしてはいけません。

B咳エチケット 咳・くしゃみをするとき、飛沫感染を防ぐためにマスクやティッシュ・ハンカチ、袖などを使って口や鼻を押さえてください。

C消毒 教室やトイレのドアノブ・手すり・スイッチなど多くの生徒の皆さんが手を触れる場所は職員が消毒しています。しかし、念のために、他の人が触ったものにふれた後は、接触感染を防ぐために手洗いをしてください。

③抵抗力を高めるために

抵抗力を高めるため「十分な睡眠」、「適度な運動」と「バランスのとれた食事」を心がけてください。

「新しい生活様式」を踏まえた学校の行動基準

(▲文部科学省「学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル~『学校の新しい生活様式』2020.5.22Ver.1」から)

「感染リスクの高い教科活動」と当面の対応

現在、広島県は感染拡大注意都道府県の基準には達していないので、地域の感染レベルは「レベル1」であるため、教科活動や部活動を十分な感染対策を行った上で実施します。特に「感染リスクの高い教科活動」には、3蜜を避け、マスクを着用し手洗いを徹底した上で、次のように対応します。

※体育の授業ではマスクを着用する必要はありませんが、体育の授業を見学する場合にはマスクを着用し、他の生徒と1~2メートルの距離をとってください。

※給食の時間には飛沫感染を防ぐために、机を向かい合わせにせず、会話を控えてください。

※休憩時間も他の生徒との距離を確保し、身体接触をしないでください。

登校するときに必要な持ち物

学習用具のほかに、次のものを必ず持ってきてください。

  • 清潔なハンカチ・ティッシュ
  • マスク
  • マスクを置くときの清潔なビニールや布
  • 熱中症対策のための飲水

【マスクの取り扱いについて】

マスクを外すときには、ゴムやひもをつまんで外し、手指にウイルス等が付着しないよう、なるべくマスクの表面にはふれず、内側に折りたたんで清潔なビニールや布などに置くなどして清潔に保ってください。

マスクを捨てるときにも、マスクの表面にはふれずにビニール袋などに入れて、袋の口などをしばって密閉してから廃棄してください。

重井タイムについて

本年度は、全校で取り組むた教育活動を充実させるために「重井タイム」を日課に位置づけました。

ふだんならば13時30分から13時50分を「重井タイム」にしていましたが、長期間の休校によって体力がおちた生徒も見られますので、次のように日課を変更して、全校で運動を行うこととしました。

6月8日(月)から19日(金)までの2週間の午後は次の日課となります。

お知らせ

5月29日に新聞報道がありましたとおり、本年度は「夏休み」と「冬休み」の期間が次のように変更になります。ご理解とご協力をくださいますようお願いいたします。

夏休み 8月1日(土)~8月16日(日)

冬休み 12月26日(土)~1月6日(水)

また、夏の中体連南部地区大会の開催につきましては、決定次第ご連絡いたします。開催の場合は、7月25日(土)26日(日)8月1日(土)2日(日)が開催期日となります。