因島高校だより

 同窓生のみなさん、いかがお過ごしでしょうか。新しい年を迎え、3年生の学校生活もあとわずかになりました。3月1日の卒業式を待ち遠しく思っていることでしょう。2月29日の同窓会入会式では、また新たに110名弱の新会員が加入することになります。諸先輩方のご指導よろしくお願いいたします。さて今年度2回目の同窓会誌発行ということになりますが、前号以降の主な学校行事やクラブ活動での活躍などを紹介させていただき、現在の学校の様子をすこしでもお知らせできればと思います。

ソフトテニス女子中国大会出場

 4月下旬に行われた尾三地区地区高校総体で岡野紗季(2年)・大出莉沙(2年)組が優勝し、地区の推薦枠で中国大会への出場権を手に入れました。7月末に山口市維新百年記念公園コートで行われた第50回中国ソフトテニス選手権大会には、113チームが参加、熱戦を繰りひろげました。岡野・大出ペアは、残念ながら1回戦で敗れましたが、強豪チームと対戦し良い経験になったと思います。まだ2年生なので来年度に期待したいと思います。ソフトテニス部(女子)は、豊富な練習量で9月の尾三地区秋季選手権では、団体、個人とも優勝するなど地区内では、トップを走っています。また11月に行われた県高校新人選手権大会団体戦でベスト8(第5位)と健闘しました。


大出・岡野ペア(試合会場にて)



因島水軍祭り小早レース「高校生パワー爆発」

 8月26日(日)因島水軍祭りの海まつり小早レースが、大浜町しまなみビーチで開催されました。因島高校から「因高魂」(3年生男子)と「黒びかり」(3年生女子)の2チームが参加。レディースの部で見事「黒びかり」が優勝しました。優勝チームは、昨年度(2年時)に続いての参加で、昨年のくやしい思いをバネに夏休み中の猛練習に耐え、見事栄冠を勝ち取りました。


呼吸を合わせてラストスパート



熱演平成19年度体育会

 9月29日(土)にグランドにおいて、因島高校体育会が開かれました。今年度のテーマは、「一瞬の風になれ!」で15競技にわたって熱戦が繰り広げられました。プログラムの中には、リレーなどの競争種目や布刈瀬戸渡し・跳躍・民謡など因島高校独特のもの、着付け競争・クラブ紹介などユニークなものとバラエティーにとんでいて見学者の目を楽しませてくれました。当日は、曇天にもかかわらず、保護者の方をはじめ、多くの方が見学に訪れ最後まで熱心に観戦していただきました。


全体風景・高校生体操(準備体操)



北海道自然体験研修の旅

 今年度の2年生修学旅行は、10月14日(日)から17日(水)までの3泊4日の日程で北海道自然体験研修に出発しました。北海道は、この時期例年より寒かったようですが、そのかわり紅葉がとてもきれいでした。2日目には、ニセコで乳搾り、バターやアイスクリームの製造、ガラスの皿やグラスなどに模様を彫ったりするガラス細工の体験、また尻別川でラフティングのアウトドアスポーツ体験と、日ごろ味わうことのできない貴重な経験をし、たいへん印象に残りました。3・4日目には、洞爺湖、有珠山、昭和新山などの景勝地巡りや小樽・札幌などの散策と北海道の自然や観光に十分堪能して帰ってきました。きっと高校生活でかけがえのない思い出になるでしょう。


6-8人乗りのゴムボートで激流の川くだり。スリル満点です。

昭和新山をバックに記念撮影



美術部活躍

 第35回広島県高等学校デザインコンクールの表彰式が、11月11日(日)に広島県立美術館で行われました。県で上位13名の優秀作品が表彰されましたが、その中で因島高校から2名の生徒が受賞するという快挙をなしとげました。受賞内容は次のとおりです。

学校賞 因島高校「広島県高等学校文化連盟賞」(2校受賞、入賞数などの多い学校)
広島市長賞 福田佳織(2年)
広島県高等学校芸術文化連盟会長賞 岡野瑞里(3年)

 なお福田さんの作品は、8月に開催される全国総合文化祭群馬大会に県代表として出展することが決まりました。


賞状と盾を手に喜びの福田さんと岡野さん



体操部男女ともに入賞

 11月10日(土)11日(日)の2日間にわたって広島県高校体操競技新人大会が、沼田高校で開かれました。団体戦で男子(3名・6種目)が5位入賞、女子(4名・4種目)も5位入賞と健闘しました。男女ともに入賞するのは、ひさしぶりのことです。このチームは、全員が高校に入って体操を始めたのですが、よくがんばりました。



1年間の成果を披露 課題研究発表会 県コンクール最優秀賞受賞(地暦公民班)

 3年生が履修する科目「課題研究」の発表会が、11月28日(水)体育館で行われました。課題研究は、興味と関心のある分野を選択し、小グループに分かれ、1つのテーマを決めます。そのテーマにそって調査、研究、製作したことをみんなの前で発表します。当日は、12の分野から代表グループが発表し、全校生徒、来客者に取り組みの成果を披露しました。また地歴公民グループ「埋もれた史実~因島空襲~」の取り組みが、学校代表として県教委主催の「ことばの輝き」優秀作品コンクールに出品し、最優秀賞受賞という栄光に輝きました。

埋もれた史実「因島空襲」
課題発表する生徒

掲載日 : 2008年01月20日 E

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