編集後記

広報委員長 村田幸治(昭和45年卒)

 季節感を感じることができない気候は地球温暖化のせいだろう。これからの日本を、地球を支える人たちに暮らしやすい環境をバトンタッチすることも我々の使命のひとつでもある。


 因島の教育観を左右する「因南学園」問題に一応の決着をみた。三小学校の存続を求めた人は、「住民の思い」が受け止められた。推進を願った人は、「一貫教育は必要だと思うので訴え続ける」と述べている。

 市が凍結せざるを得なかった背景には、全学区住民の6割を越す署名と、当局としての周知のあり方、情報提供に問題があったと言われている。この結果は遠い将来に論を見ることになるが、小学校の存在で何らかの恩恵を享受できている人の多さを感じた。

 「ただの小学校」ではなく、地域コミュニティーの中核として、地域で学校教育の在り方や関わり方を考える意義はある。賛否いずれの立場であれ、「プラスの成果」を生み出すための行動をすべきである。

 「会報」の有料購読=同窓会への寄付行為者は、5年間で3,000円の寄付、1,200名に留まっている。..
竹中会長が退任をされ、新たな執行体制で事にあたるが、卒業生が年々減少していく中、収入の安定と財政難の解消が喫緊の課題である。購読にご協力をいただいた皆さんに心から御礼申し上げる次第です。

 こんな同窓会の会報(寄付)があることを多くの会員の皆さんに伝えていただくため「振込用紙」同封させていただきました。どうぞよろしくお願いします。

掲載日 : 2007年08月07日 E

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