会長挨拶(2003年)

因島高校同窓会長 竹中啓修

 因島高校、同窓会、会員の皆様、こんにちは。早いもので、平成15年、8月15日の総会が近づいて参りました。統合から5年目、12年には「因島高校を支援する会」の設立。翌年は同窓会会報誌の講読のPRとお付き合いに、昨年は、因島高校統合、落成式典に記念事業、会員名簿の作成の仕事等々、次から次へと忙しい5年間でした。が、その間会員の皆々様には色々の形で出費、ご寄付を頂き、有り難く厚くお礼申し上げます。統合なった因島高校、お陰様で旧因島高校、旧ほたる会、旧因島北高校、三校の統合の25000名近い会員名簿も出来上がり、同窓会も一つになりました。

竹中啓修会長

 ご承知のように少子化、生徒数が年々減ってゆく中で、地元因島から島外へ流出してゆく中学卒業生があまりにも多く、頭を痛めております。好んで島外へ進学しているのではないと思います。が、「地元の子供は、地元の高校へ」このことは、「進路の保障」で結果を出さない限り実現がむつかしい。と言う言葉に返りますが、そのためにも支援する会では一番必要とする「代々木ゼミ、サテライン講座」、予備校、東京校の授業が衛星放送を使って同時に因島高校で受講できるものを、開設しております。が、受講された生徒の皆さんは 「将来のためにもなり、強い武器」にもなり、受けて損はないと名言しておりますが、まだまだ後輩諸氏に伝わつていないでしょうか。最近では受講生が減っているようですが、指導者と当事者等などの話し合いが必要かとも思います。折角必死になって高額な費用をかけてつくったサテラインを、理解して頂きたい。

 いずれにしても、私達因島高校のオーナーは、保護者や因島の市民であり、地域から信頼され愛される学校にしよう、を合言葉に努力を重ねてまいります。同窓生の皆様、どうぞ因島に高校をなくすことの無いよう、頑張りますのでご協力、ご支援戴きます様お願い申し上げます。

因島高校同窓会報4号(2003年)より

掲載日 : 2003年08月01日 E

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