田熊八幡宮の本殿は、1827年(文政10年)火災により全焼。1835年(天保6年)再建、1858年(安政5年)8月に上棟された。 三間社流れ造りで、かご彫りや鳥類の彫刻など文化財としても高い評価を得ている。因島では随一の木造建築物である。 2002年(平成14年)2月、尾道市重要文化財指定。将来は広島県の重要文化財に申請する予定である。
本殿の軒下の懸魚(けぎょ)斗供(ときょう)等の彫り物細工が素晴らしいもので、広島大学、(公財)文化財建造物保存技術協会からも高い評価を受けている。
拝殿前の狛犬の尾が特別に大きく全国でも珍しいものである。
大二鳥居の前の狛犬の耳が垂れている。大変珍しい。
長さ146メートルもあり、威風堂々とした宮の景観を誇っている。