第74回卒業生が巣立ちの日を迎えようとしています

3月10日(水)9時30分から第74回卒業証書授与式を行います。新型コロナウイルス禍であっても、「失敗を恐れずチャレンジする」という本校の伝統を後輩に伝えようと懸命に努力し、新しい学校文化を創るために1・2年生をリードしてくれた16名の3年生が巣立ちの日を迎えようとしています。

3年生の皆さんの次のステージでの活躍を祈念すると同時に3月8日(月)・9日(火)の公立高等学校入学者選抜(Ⅱ)に万全の健康状態で臨み、これまでの努力の成果を発揮し、次のステージのドアを自ら開いてくれることを期待しています。

さて、今年の卒業証書授与式は、新型コロナウイルス感染拡大防止のために、昨年度と同様に、卒業生・保護者・教職員により行わせていただきますことにご理解くださいますようお願いいたします。ご来賓の皆様のご臨席をいただけないことは残念ですが、一日も早く状況が好転し、ご来賓の皆様のご臨席を賜れる日がまいりますことを願うばかりです。

「送辞」を朗読する生徒をのぞき、在校生も卒業証書授与式には参加できませんが、1・2年生の皆さんは3月10日(水)は10時30分までに登校してください。お世話になった先輩の門出を、在校生全員でこれまでの感謝の気持ちを込めて祝福しましょう。

Web会議システムを利用した授業が始まりました

「スマートスクール」構想として尾道市教育委員会から生徒一人1台のタブレットPCが貸与され、利用環境の整備作業も完成しつつあります。

こうした中、本校においてもWeb会議システム“Zoom”を利用した授業が行われています。

1年生は1月22日(火)に中大連携教育として「避難所開設ゲーム(HUG)を行い、避難者が少しでも安心して過ごせる避難所について考えよう」という防災教育の授業で、福山市立大学の上別府隆男教授と学生6人からWeb会議システムを利用してリモートによる指導を受けました。

3年生は2月22日(月)に「持続可能な地域をつくる」と題したSDG’sのまとめの授業を行いました。東京都横浜市と因島大浜町にオフィスを構え仕事をすすめている酒井裕次社長と小森健治重井公民館長にはご来校いただき、因島重井町出身で大阪で活躍されているコピーライターの村上美香様と上別府福山市立教授にはWeb会議システムを利用して、「出会いの大切さ」「出会いの質と数が大切」「そのために勉強したり環境を整えることが大切」などのご助言をいただきました。

利用環境が完成する3月には、タブレットPCの使い方についての指導を行うことにしています。

「持続可能な重井をめざして」

今は、重井だからできないって思っていることがあるけれど、みなさんのお話を聞いて、自分から行動することや、重井だからできることを見つけていくことが大切だとわかりました。また、外に出て新しい人たちと出会い、意見を交換し合うことが大切だとわかりました。重井をPRしていきたいと思います。

順調に授業を実施することができました

本年度は新型コロナウイルス感染拡大防止のために4月15日(水)から5月末日までの臨時休業期間があり、授業の実施について、保護者の皆様に大変ご心配をおかけしました。

ご家庭でのご指導とご協力により6月の学校再開後は、順調に授業を実施することができ、3月10日現在の授業実施状況は右の表の通りであり、3年生は「全課程を修了」することができました。1・2年生も数時間残っていますが、3月10日以降の11日間で確実に全て修了できる見込みです。これまでのご理解とご協力に感謝を申し上げます。

「耐寒ロードレース大会」終了、今日からはボールが友達

2月17日(水)小雪の舞う中、文字通り「耐寒ロードレース大会」を行いました。寒い中、たくさんの地域の皆様、保護者の皆様には沿道でご声援をいただき、ありがとうございました。

皆様のご声援により、6割近い生徒が目標タイムを上回るという、すばらしい力走を見せてくれました。来る日も来る日も長距離を走り込むというつらい冬トレでしたが、練習の成果を実感したことで、生徒は達成感と自信をもち、「耐性」を身につけてくれたと思います。

学年末試験も重井タイムも終わり、部活の時間が長くなります。それぞれの種目に分かれ、これからはボールが友達。春のシーズンに向けて思い切り、ボールを使った練習に取り組みましょう。

大会記録
【女子】11分18秒61 永谷寧々さん
【男子】13分12秒13 小林哲平君

3月の予定