中体連南部地区大会で練習の成果を発揮しました

7月25日(土)、26日(日)に中体連南部地区(東部)大会が行われました。この大会は新型コロナウイルス感染症拡大防止のために、いろいろな行事が中止になる中、特に中学校3年生が、これまで各部活動で練習してきた成果を発表する場をつくりたいという関係の皆さんの熱意と努力によって開催できた大会です。応援に駆けつけていただいた保護者の皆様にも感染防止のために大会運営にご協力をいただきありがとうございました。

さて、25日(土)には男女テニス、陸上競技、バレーボールの試合が、26日(日)には剣道の試合が行われました。男子テニスは1回戦で惜敗、女子テニスは1回戦突破、陸上競技は入賞がありました。バレーボール部は予選リーグで敗退しましたが、1セットをとり、粘りを見せてくれました。剣道女子個人の部では、中川真心さんと中川結花さんが、それぞれ優勝・準優勝の成績をおさめてくれました。

そして、8月1日(土)には、卓球部が南部大会に出場します。

3年生を中心にした今年のチームは、これまでの練習の成果を発揮して、目標実現にチャレンジする姿を見せてくれました。その姿に感動し、勇気づけられもしました。この南部大会で運動部の3年生は引退しますが、チャレンジする姿勢を1・2年生が引き継いでくれると期待しています。

1学期終業式を全員でむかえることができました(終業式式辞より抜粋)

6月1日の学校再開後、生徒・教職員が全員そろって、本日、ここに第1学期終業式を迎えることができました。新型コロナウイルス感染症の拡大防止のために生徒の皆さんが「新しい生活様式」を心がけてくれただけでなく、保護者の皆さんのご家庭でのご指導の賜物と感謝を申し上げます。

さて、1学期をふりかえると、私は大きく感動したことが2つあります。

1つ目は6月5日の全校集会での、校友会役員の皆さんの言葉です。校友会役員の皆さんは、こんな話をしてくれました。

「私たち3年生にとっては、一つ一つの行事が中学校生活で最後になります。ええじゃんや運動会がなくなってしまい、みんなとの思い出の場がなくなってしまいました。だから、音楽コンクールこそはと思っていましたが、それもなくなってしまいました。だからこそ、先輩の答辞の中にもあった「失敗してもいいからチャレンジ」で、学校全体が一つになるために様々なことに挑戦していきたいと思っています。そして、しんどいことから逃げずに、時間を大切にして頑張っていこうと思います。私たちの姿を見て、来年頑張ろうと言ってもらえるように頑張ります。みなさん、一緒に話し合いながら、伝統を創っていきましょう。私たちも工夫をして、皆さんとともに楽しんで取り組めるように頑張ります。みんなで心一つに頑張りたいと思います。」

この言葉どおり3年生の皆さんは、勉強でも、重井タイムのダンスでも、部活動でも、学校が一つになってがんばれるようリードしてくれました。

明日の卓球部の南部地区大会で3年生の皆さんは運動部の部活動から引退します。2年生の皆さんが3年生からリーダーを引き継ぐことになります。2年生だけでなく、1年生の皆さんも「一つになってチャレンジする」姿勢を引き継いでください。

もう一つ感動したのは南部地区大会でのできごとです。私は、大会役員としてバレーボールの会場にいました。重井中学校のバレー部の2試合目、久保中学校と対戦しました。久保中学校は、重井中学校の2倍以上の生徒が通う中学校です。1セット目は久保中がとりましたが、2セット目は重井中が取り、3セット目に入りました。惜しくも、重井中は試合にやぶれてしまいましたが、試合内容は遜色のないものでした。生徒数が少ないからといって試合をあきらめることなく、1セットをとりにいったバレー部の皆さんの姿勢に感動しました。

女子テニス部は、1回戦を突破しました。陸上部では、入賞した選手もいます。生徒の人数が少なくても、目標に向かってチャレンジしましょう。Yes We Can 私たちにはできるはずです。重井中学校の校訓は「立志・創造・挑戦」です。「立志」目標を持ち、「創造」取組みや練習を工夫し、「挑戦」チャレンジしていきましょう。

明日から16日間の休みになります。休みの間は、部活動をオフシーズンにします。1学期の復習をしたり、自分を高めるために時間を有効に使ってください。始業式でもお願いしましたが、自分のためにも人のためにもなる行動をしてください。

おととい、岩手県でもコロナウイルスに感染した人がいるとわかり、全ての都道府県で感染が確認されました。新しく感染する人も増えています。休み中も「不要不急の外出」をさけ、「新しい生活様式」を守り、8月17日には全員元気で登校してください。