2年生修学旅行12月4日(水)~6日(金)

中学校生活、最大のイベント。2年生は修学旅行を終え、帰って来ました。東京での3日間。NHKスタジオパーク、JALスカイミュージアム、劇団四季「ライオン・キング」観劇、ディズニーランドでの体験、国会議事堂の見学、テレビ番組「下町ロケット」のモデルにもなったクボタの見学をはじめ、多くの生徒が初めての場所、東京で班別自主研修を実施しました。

修学旅行テーマ「裏方」

 

今回の修学旅行のテーマは「裏方」。劇団四季、株式会社クボタ、「奇跡の7分間」で知られるようになった新幹線清掃員の事前学習を行い、次のことを修学旅行から学ぶこととしました。

  • 自分たちが見えていないところで活躍している人について知ろう。
  • 見えない部分が見えるようになろう。
  • どんなところでも一生懸命働いている人の姿から、自分自身の生き方を考えよう。

書籍やテレビで話題となった新幹線の清掃

「一生懸命がすばらしい!」東京駅から出る新幹線に深々と頭を下げる人たち。彼らは新幹線の車内を1両あたりに1人、わずか7分で完璧に整える「新幹線清掃員」。自らを「お客様の旅を盛り上げるキャスト」だと言い切る皆さんです。ちなみに、米ハーバード大学経営大学院が授業で取り上げたりしたこともあり、国内のみならず海外でも彼らの姿から見える日本人の職業観が評価されています。

地域の先人、株式会社クボタから学ぶ

株式会社クボタの創業者、久保田権四郎。私たちの生活に欠かせない水道、ガス。それを送るために必要な水道管、ガス管の国産化を初めて成功させた人物。周囲に語っていた言葉は「働く」とは傍(はた)を楽にすること。「君は諦めていないか?」「チャレンジしていないか?」「挑戦」まさに、小説「下町ロケット」のフレーズと同じ。

また、会社役員OBでもあり、地域出身の池田甫(はじめ)様から次のような言葉をいただきました。5S「整理」「整頓」「清潔」「清掃」「しつけ」の大切さ、「人生は一回しかない」、感謝の気持ちをもつ」、「ありがとう」という、「一日一日の努力の積み重ねが大切」といった貴重なお話をされました。地域、会社、そして、学校や家庭においても当たり前ことの大切さについて考えることができました。お話の後、ささやかなお返しですが、修学旅行団による「ふるさと」の合唱を株式会社クボタの皆様の前で披露させていただきました。