2年生修学旅行〈班別自主研修〉

修学旅行の二日目(5日)は班別自主研修。4つのグループに分かれて、都内を観光も兼ねての研修を実施しました。

各班で決めた目的地、ルートそして交通機関。限られた予算の中で、出せるのは智恵と汗?

さらに、与えられたミッションは「行き先で写真を撮ること」「外国の人と話をすること」

ミッションを果たして、計画通りに最終地東京ディズニーランドに到達することができるか!

ちなみに、ホテルを出た後の各班の主な行程ルートは次のとおり。

  • 【1班】科学技術館→明治神宮→竹下通り→東京ジョイポリス→舞浜駅
  • 【2班】明治神宮→竹下通り→渋谷スクランブル交差点→森美術館→舞浜駅
  • 【3班】歌舞伎座→東京スカイツリー→サンシャイン水族館→竹下通り→舞浜駅
  • 【4班】歌舞伎座→浅草寺→アニメイト秋葉原→アクアパーク品川→竹下通り→舞浜駅

(班別自主研修による生徒撮影)

〈班別自主研修〉でねらうもの

初めての場所で、目的を達成する。大人でも不安がつきまとうものです。おそらく生徒たちも不安の中、彼らなりの小さな挑戦を続けていったことと思います。電車や地下鉄に乗ったとき、「はたして目的地に着くのか?」。駅に降り立ったとき「出口は間違いないか…」。グループで案内図を見ながら相談をし、誰かに尋ねようとする光景が浮かび上がってきます。

そのような活動から、メンバーの意外な一面が発見できたのではないでしょうか。地域や家庭を離れて発見したことが一人一人にとってのかけがえのない学びになればと思います。先生や添乗員の方がいない中で過ごした時間、仲間だけで過ごした時間、その中で交わされた会話は貴重な財産。しかし、社会に出たらまさに班別自主研修と同じ状況。今後、自分の未来を見据えた進路学習も本格的に始まります。修学旅行の経験が皆さんにとって実りある進路選択のきっかけであるとともに今後の学校生活、家庭生活の飛躍となることを期待しています。

1年生郷土料理体験〈しょう油飯〉

2年生が修学旅行の間、残った1年生は大出静江さんを講師にお招きして郷土料理「しょう油飯」づくりを体験。

12月4日(水)地元重井在住の大出静江さんのご指導により重井中学校調理室で1年生による「しょう油飯」をつくりました。アシスタントは板舛先生と植木先生。1年生と息を合わせて、3年生と教職員の分も調理。「しょう油飯」の作り方は炊き込みご飯の要領、調理が進むにつれ匂いに誘われ3年生の教室から歓声も。初めて食べた先生方からも大好評でした。

郷土料理を知っている人は多いと思います。でも、実際に自分がつくって食べるという経験は少ないのではないでしょうか。いうまでもなく「郷土料理」は「郷土」があってこそ食されるものです。今回の1年生の体験は地域の財産をあらためて知るとともに、地域の見方を広げることができた学習でした。