ドイツ人の思いやりはユーモアから 因島自由大学

 土曜日、因島自由大学に行きました。毎年この時期に有名な人を呼んで講座を聞く市民講座です。

 今年の講師はドイツ出身で来日されて30年のアルフォンス・デーケンさん。(上智大学名誉教授)

 演題は「よく生きよく笑いよき死と出会う」。難しいテーマですが、終始聴衆を笑わせながら、楽しく聞くことができました。

  デーケンさん自身が見聞きした体験や経験を言ったあと、「私はこう思う」というスタイルが、共感できて、わかりやすかったです。

 特に印象的だったのは「ユーモア」の話です。

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◎ユーモアについて

 ユーモアとジョークは違う。ジョークはきつすぎると、人を傷つけてしまう。ユーモアは人を楽しくさせたり、暖かい気持ちにするものです。日本の子供たち・教育者はユーモアを勉強したらいじめは減るんじゃないかと言っておられました。

 アルフォンス教授はドイツ人。そういえば先月、ドイツの友人が我が家に遊びにきてくれましたが、旦那さんは、いつも周りを笑わせたり、子供にかまってくれていました。 ドイツ人のいう「ユーモア」とは「思いやり」なのかな。見習おうと思います。

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講演の様子。

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左からアルフォンス教授、司会の女性、大出俊幸因島自由大学学長。

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「サインしましょうか?」と著書の購入者に声をかけるアルフォンス教授。

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