会報誌 : 10号(2008年後)

因島高校同窓会会員の皆さんお元気ですか。 因島高校同窓会会長 小江章

 同窓会長になって1年が経ちました。昨秋の東京支部総会、本年6月の関西支部総会に出席させていただいてその盛況に驚きを感じ、因島高校の同窓生の頑張りがあって、この盛況があると感じています。因島高校の同窓生であることがうれしくなりました。

 また、今年の4月から定時制の陶芸授業の聴講生になり、定時制の生徒と同じ教室で励んでいます。私たちの世代にはないすばらしい感性に触れ、彼らから学ぶことも多くあります。因島高校に出向くことも多く、同窓会用務、高校行事、授業の聴講を通して沢山の出会いと体験をさせていただいています。

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掲載日 : 2008年08月07日

因島が育てる高等学校 広島県立因島高等学校校長 下木伸滋

 現因島高等学校の沿革を辿ると、大正9年の土生町女子実業補習学校設置からスタートし、昭和23年における、広島県土生高等学校、及び同生口分校、因北分校の設置を経て、平成11年に広島県立因島高等学校として統合されるまで、実に多様な分離統合、校名変更を繰り返してきていることがわかります。

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掲載日 : 2008年08月07日

因島高校だより

卒業生115名、学び舎を後に


全日制卒業証書授与式において来賓の祝辞を述べる小江会長

 2月29日(金)9時より全日制の同窓会入会式が行われました。 108名の新会員を迎えるにあたって小江会長の挨拶、会則の説明などがありました。また、夜、同様に定時制の同窓会入会式が行われ、新たに7名の新会員が入会しました。

 翌、3月1日(土)全日制、定時制それぞれの平成19年度卒業証書授与式が、催されました。多くの来賓の方、保護者の方、教職員が見守る中、静粛に卒業式が挙行されました。卒業生は、新たな期待に胸を膨らませながら学び舎を巣立っていきました。新因島高校になってから第9回目の卒業生になります。全日制の進路概要は、大学32・短大9・専門30・就職36となっています。

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掲載日 : 2008年08月07日

【恩師リレーだより】大村勝

恩師 大村勝先生

 初めて土生町へやって来たのは因島市制施行3年前の昭和25年4月。当時は御調郡土生村でした。島の第一印象は道路の狭さでした。土生中学校へ5年間勤務したのち発足したばかりの因島高校機械科へ転勤。そこは見事に何の設備もない木造二階建てのオンボロ校舎のみで、各教室の個人用ロッカーから自転車置き場、そして実習用のキューポラ(鋳物を溶かす炉)まで一回生、二回生のみんなで手分けして夏休み返上での手造りでした。何もかも整った恵まれた環境下にある現在の高校生には想像もつかないでしょう。それだけに今では求めても得られない貴重な体験をしたのかもしれません。

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掲載日 : 2008年08月07日

【恩師リレーだより】素晴らしさ哉!思い出の中の因島高校

恩師 山本康正先生

 昭和33年4月1日朝、私は広島を離れ、山陽本線備後尾道駅で下車、駅前桟橋から土生丸という木造のポンポン船に乗り、一路、新任地の因島へと向かった。船が速度を上げれば海水が甲板を洗うような小さな船だった。重井沖を過ぎて西浦付近から、仰ぎ見た青影山の青々とした松の翠と山麓に広がった蜜柑畑の美しさに感嘆しながら、宇和部で下船し、右手に木造の因島市庁舎を見て、湊橋から郷川に沿って大山神社の前を通り、因島高校へと向かった。郷川は小川ながら、流れは清冽で(当時、夏の宵には蛍が飛び交っていた。)天理教の横には水源池があり、大山、山麓の対潮院まで水田の田圃がひろびろと広かっていた。そこから眺めた岡の上の因島高校は、丁度夕暮れ時でもあったので、まさに「赤い夕陽が 校舎を染めて、楡の木蔭に 弾む声。あゝ あゝあ 高校3年生。…」当時流行した舟木一夫の学園ソングそのままの風景が展開していて、遠く運動場からは生徒達の明るい歓声が響きわたっていた。

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掲載日 : 2008年08月07日

因島高校を支援する会だより オーストラリア語学研修に参加して

2年 門家沙久良一

 オーストラリア語学研修に参加して、言葉や文化の違いだけじゃなく、違う言葉を話す人にいかにわかりやすく伝えるかなど、他にも言い切れないくらい多くのことを学びました。

 学校でオーストラリア語学研修に参加する生徒を募集していた時、私は、すぐ担任の先生に「参加します!」と言いました。そのときはほとんど成り行きでした。今思えば、あの時思い切って参加用紙を提出して心から良かったと思います。もしいつまでも迷っていて、結局行かないと言っていたら、ものすごく後悔していただろうと思うからです。

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掲載日 : 2008年08月07日

同窓会は最高 6月15日 280名が集結 

 暑中お見舞い申し上げます。梅雨が明けた関西は、燃えるような暑さにさらされていますが、因島育ちの同窓生は、頑張っておられることと拝察いたします。

 さる6月15日(日)にホテル日航大阪で開催しました関西支部総会では、280名余の出席、誠にありがとうございました。おかげさまで和気蕩々、3年に1度の再会を喜び、語り合うことができました。

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掲載日 : 2008年08月07日

広島支部1年の歩み

広島支部長村上雄蔵(昭和35年卒)、同事務局長味沢重明(昭和45年卒)

 全国の因島高等学校同窓会員の皆さま、お元気でお過ごしのことと存じます。広島支部の最近の活動状況の概要を報告いたします。

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掲載日 : 2008年08月07日

2008年度因島高校同窓会スローガン テーマ「~あの笑顔に会いに行こう~」

2008年度因島高校同窓会実行委員会実行委員長 松浦信義

 尾道市となって早3年が経とうとしています。現在、因島は基幹産業の造船業界が好況にあるが、その影で着実に過疎化が進行しているのを感じております。

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掲載日 : 2008年08月07日

【ふるさと便り】仮称因島南中学校 平成22年4月開校

本年7月末に造成工事完了、10月には校舎の建設工事へ!

 仮称「因南学園」構想(因南小・中学校、及び土生幼稚園の一貫教育)が、平成19年5月に、教育委員会で決定されていましたが、三庄町、田熊町の住民の反対運動で行政側か断念し、当初、旧因島市で検討していた仮称「因南中学」を新市計画に基づいて、仮称「因島南中学校」として平成19年度~21年度にかけ建設事業を行うことになりました。

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掲載日 : 2008年08月07日

第10回同窓会「ゴルフコンペ」を京覧カントリークラブで開催

 第10回因島高等学校同窓会ゴルフコンペを、平成20年8月14日(木)京覧カントリークラブで開催いたします。多くの皆様のご参加をお待ちしています。

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掲載日 : 2008年08月07日

事務局だより

事務局長 荻野康彦(昭和40年卒)

 昨年の本部総会から1年、初めて事務局を経験しましたが、まだ分からないことも多く、皆様にご迷惑をお掛けしていると思います。

 本年度もすでに4ヶ月を経過していますが、新たな行事を計画し、是非実施していきたいと考えているところですので、ご意見がございましたら、事務局までご連絡下さい。

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掲載日 : 2008年08月07日

編集後記

 今年の因島はとにかく熱い!かつて、「造船とみかんの島」と呼ばれていた因島は、海運界の活況につれられて久しぶりに燃えている。

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掲載日 : 2008年08月07日