因島市役所企画課 宮地光幸(昭44卒)
 本市は、かんきつ類をはじめとする農業や水産業といった第1次産業に加えて、造船業を中心とする工業によって栄え、昭和28年5月1日に因島の6ヵ町村と生口島の東生口村が合併し広島県で6番目、全国で284番目の市として、また全国でもめずらしい「島のまち」として発足しました。

 平成11年5月に、瀬戸内しまなみ海道が開通し、山陰地方から四国地方にいたる広域的な連携の基盤整備が進み、住民の従来の活発化と関係市町村の連携の深まりによる「地域連携軸」が形成されつつあります。こうした社会情勢の変化に的確に対応しつつ、本市固有の資源を活かし、芸予諸島の中核都市としての役割を果たすために、平成12年に第3次長期総合計画を策定し、21世紀の活力あるまちづくりを進めています。
 こうした中、本年5月1日に市制施行50周年を迎えました。この節目の年に当たり、これまでの50年を振り返り、先人が営々として築かれた歴史と伝統に感謝するとともに、未来に向けて因島市のさらなる発展を目指し、因島らしさを生かした市民参画のまちづくを推進します。
 市制施行50周年記念事業としましては、9月21日に「NHKのど自慢」の公開生放送を、11月には本市出身のイラストレーターBOOSUKA氏が描く「あなたの中の因島」の開催、また「記念式典」を挙行します。その他、因島らしさ生かした事業を、実行委員会で検討していますので、同窓会生の皆様をはじめ、市民みなさん全員の参加で50周年を祝いたいとおもっております。
因島高校同窓会報4号(2003年)より
【関連リンク】
因島市制50周年記念事業
http://www.city.innoshima.hiroshima.jp/A/top/50.htm
NHKのど自慢
http://www.nhk.or.jp/nodojiman/
BOOSUKAさん
http://www.boosuka.tv/