関西支部長 金子征二郎(昭39卒)

 富士の高嶺に 降る雪も 京都先斗町に 降る雪も 雪に変わりは ないじゃなし とけて流れりゃ 皆同じ好きで好きで 大好きで 死ぬ程好きな お方でも 妻と言う字にゃ 勝てやせぬ 泣いて別れた 河原町
 昭和40年に大ヒットした「お座敷小唄」じゃないけれど、京都の雪景色とお座敷遊びに触れてみようと、関西支部の遊び人と因島から馳せ参じた竹中会長ら総勢60名が、2月11日の「ひと月遅い新年会」で先斗町に大集合。

 やはり本物は行って見なきゃ分からない。予想以上に狭い通りの両側にお茶屋さん、スナックなどがびっしり。
 京独特の狭い間口の玄関を入れば奥は深い。趣のある座敷に通されると、たちまち粋人に変身。
 人数がある程度増えても対応できるところを選んだのですが、予想以上に参加者が増えて、事務局は割り振りに四苦八苦。全員が同じ部屋でワイワイガヤガヤという訳には行かなかったのですが、上品な京会席を堪能して満足。お座敷遊びは、やはり小さな部屋がお似合いのようです。しかし、最初と最後は一堂に会して皆のニコヤカな顔を拝見でき、企画した役員はやれやれでした。
 会が終われば、舞妓さんが芸の上達を願ってお参りする辰巳大明神や八坂神社に出掛けたり、祇園に繰り出したりだったが、暖冬のせいで観光客がいっぱい、おまけに雨にふられて飛び込んだ喫茶店も「普段はガラガラなのに、一杯ですみません」と謝る店員。なかなか注文の品が出てこない間、おしゃべりが弾み、古都を堪能した一日でした。
 さて、関西支部は11月17~18日に世界遺産で有名な晩秋の白川郷と曹洞宗の大本山永平寺を巡る一泊旅行を計画していますので、ご期待ください。また、来年6月15日に日航ホテル大阪で関西支部総会を予定しています。多くの方の参加をお待ちしています。
20070925012053.jpg
20070925012055.jpg