東京支部支部長 中空善彦(昭29卒)

 同窓会の皆さん、天高き秋のひと日を東京総会にお集まり願いまぁ~すー。因島高校同窓会東京支部は3年に一度の支部総会を来る10月13日(土)の昼、東京・内幸町の日本プレスセンタービル会場で開催します。
 幹事世話人の会合を重ね、巻幡如水事務局長を中心に参加者が楽しめる総会を目指して準備に余念がありませんが、会合を盛り上げる決め手はやはり数の力、参加者の笑顔の多寡です。母校と故郷の一層の元気へ、集うて知恵を出しましょう、熱いエールを送りましょう、共に愉しい時間を過ごしましょう。どうぞ、いらっしゃい。

 今回、私たちがどんな総会を目ざしているか。幹事世話人会の準備状況からその一端をご紹介しましょう。
 まずは人事の刷新です。役員の交代、学年幹事の補強、幹事世話人会に若返りと積極的に取り組んで、次の時代の体制・態勢をしっかりと構築すべく一歩を踏み出します。支部長の中空は足掛け10年になりましたので、交代の時期です。トップが代われば新しい風がまた吹いて来ますが、組織の活性化、強化のためには、ただ単に人を入れ替えるのではなく、核になる人員の“増強”を図りたいと考えています。特に東京の場合、学年ごとの活動が中心になって動いていますので、学年幹事、それも若い学年へ向けての強化がなによりも肝要、との判断からです。その上で広島さん、大阪さんに負けずにサークル、同好会活動の立ち上げ、活発化をと目論んでいます。
 今、そうした作業を詰めており、総会にご報告をし、お諮りいたします。
 今度の総会では、新しい試みとして「我らが島 因島・いんのしま」(製作=村上祐司因島商工会議所・観光協会会長、’05年)のビデオを上映します。時間にして10分余りのビデオですが、現在の学び舎(や)に至る因島高校の沿革と変遷を、懐かしい瀬戸内の風景と共に紹介している作品です。これを同窓生が一緒になって見て思い出に浸り、そして新しい歴史を歩む母校への後押しを語り合うきっかけになれば、と考えての企画です。ビデオはよく出来た同窓生の作品ですが、世話人会で話し合った結果、製作後に新たに見つかった写真や資料があればそれも加えて、映像にブレの少ないCD化ができれば大変便利という提案があり、挑戦してみることにしました。本部にお願いし因島在住の同窓に応援を頼んでの挑戦ですが、うまくいきますかどうか。意気込みだけは買って頂きたいと思います。
 もう一つ、準備に力が入っているのは福引です。前回初めて取り入れてみた結果は大変な好評を得ましたので、今回も継続プロジェクトとしました。景品はもちろん因島特産が中心です。参加者に因島の香りをというわけですが、香りと言えば会場に早生みかんを幾盛か並べられたらと考えてもいます。品揃えは会計担当と相談しながら用意することになりますが、加えて在京有志による景品提供の申し出があり、“当たり”の確立は今回も高くなりそうです。ご期待下さい。
 出会いは悦びであり、大きな楽しみです。それも同窓会での再会、出会いです。「青春」「母校」「ふるさと」をキーワードに因島弁で盛り上がりませんか。お待ちしております。