関西支部支部長・金子征二郎(S39年卒)
 偶然、NHKの衛星テレビで「ポルノグラフィティ in 因島」を見て、旧因島高校の土生校舎が解体されることを知り、恒例の一泊バスツアーを急遽「因島高校めぐり」に決定。
 新校舎と旧校舎の見学をしたいので仲介してほしいと因島本部に連絡、ついでに本部との懇親会もやりましょうと申し入れたところ、快く受けていただき、6月16日に新大阪から両備バスで21人が出発。

 つい先日、因島に帰ってきたばかりという人もいれば、なんと「50数年ぶりに因島訪問の機会を作ってくれてありがとう」と喜んでくれる人など、さまざまな思い出を乗せて車内はウキウキ。まずはポルノグラフィティのビデオで、因島の予習。ガチガチの因島弁で小学校、高校時代の話や子供たちを招待してライブを楽しんでいる姿を見て、自分たちが過ごした頃の因島と重ね合わせていました。

中学生とポルノ

昨年11月に行われた因島高校卒業生の
岡野・新藤コンビ「ポルノグラフィティ」因島里帰りライブ

 予定より早く新校舎に到着。会議中だった本部役員があわてて出迎えてくれました。同窓会員でもある岡野喜博先生に60億円かけた校舎の隅から隅まで案内していただき、素晴らしい設備に今の高校生の幸せをしみじみ感じました。
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新校舎前で全員撮影

 続いて7月以降に解体される旧土生校舎に移動。校庭の記念碑や理科校舎を見学。ほとんどの人にとって思い出深い木造の本館跡はテニスコートになり、いまは草ぼうぼう。運動部のクラブ室は薄汚い倉庫のようになっている姿に複雑な感情が湧いてきました。
 車に弱くて、新幹線で先に因島に到着していた38年卒の松井千代美さんと合流。中国新聞に取材され「43年ぶりに訪れました。昔は渡り廊下の下に芙蓉の花が咲いていたんです」と懐かしんでいました。これで旧校舎は見納め。
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旧土生校舎の現在の様子

 夜はロッジで温かく迎えてくださった本部役員、広島支部長らと懇親会。懐かしい話題で盛り上がり、あっという間に終った夏の宴会でした。