5月1日から因島水軍城で特別展 海賊・商人・造船人島のあゆみ一堂に

日本遺産「村上海賊」認定10周年、麻生イト生誕150年、因島の近代造船業130年を記念した特別展「因島人物伝~村上海賊から造船まで」が5月1日から、因島水軍城で開催される。

本展では、南北朝時代から近代に至るまで、因島の歴史を動かした重要人物に光を当てる。初公開となる貴重な資料や、ゆかりの品々が一堂に会する貴重な機会となる。

開催期間は5月1日(金)から9月9日(水)まで。開門時間は9時30分から17時(最終入城は16時30分)で、毎週木曜日が休城日となる。特別展期間中の入城料は、大人(15歳以上)500円、小中学生160円、6歳未満は無料。なお、開幕前日の4月30日(木)13時から17時にはプレオープンが予定されており、この日に限り通常料金で一足早く観覧することができる。

本展は、因島観光協会、村上海賊魅力発信推進協議会、北前船日本遺産推進協議会尾道事務局の三者による共催で行われる。

展示内容と主な人物

村上義弘(南北朝時代の伝説的武将)因島村上氏の祖ともされる人物。居城であった青陰城跡からの出土遺物などを展示し、その実像に迫る。

村上新蔵人吉充(戦国期の因島村上氏当主)戦国時代に一族を率いた実力者。因島や向島の寺社に伝わる寄進品や「因島村上家文書」を紹介する。

新屋七三郎(江戸後期の椋浦廻船船主)千石船を操り、北前船として日本海と尾道を結んだ商人の足跡を辿る。「新屋住之江丸船額」や千両箱を展示。

橘富太郎(近代造船業の父)1896年(明治29年)に土生船渠(後の因島船渠)を創設。因島の基幹産業である造船業の礎を築いた当時の株券やドック図面を公開する。

麻生イト(生名島と因島の架け橋)造船業への人材派遣などを通じ、地域の環境整備や学校創設に尽力した。生名島「三秀園」の整備でも知られる彼女のゆかりの品々を展示する。

【問合せ】TEL0845-26-6111因島観光協会

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