映画『初恋芸人』― 因島を舞台にした初恋の物語

映画「初恋芸人」は、売れないピン芸人の佐藤賢治(timelesz・原嘉孝)が、自分を肯定してくれる女性・理沙(沢口愛華)に恋をする切ないラブストーリーです。賢治の故郷という設定の因島では、しまなみビーチや恐竜ザウルくん、重井町の街並み、折古浜、因島大橋、はっさく屋など、多くのスポットでロケが行われました。

この映画の実現に向け、因島内外から多くの支援が寄せられました。とりわけ因島高校同窓会の皆様には、多大な協賛金をいただき多大なるお力添えを賜りました。株式会社サンロード、有限会社安西工業、因島鉄工株式会社といった地元企業の皆様、そして多くの個人・団体の皆様による温かいご支援に、深く感謝申し上げます。

「不可能を可能にする挑戦」~映画「初恋芸人」に込めた想い~

 プロデューサー 峯松里香(1999年卒業)

私のモットーは「不可能を可能にする」です。

この度は映画「初恋芸人」のプロデューサーを務めさせていただきましたが私はもともとピアノをしておりこれまでの人生は音楽生活を送って来ました。

以前はミュージカル「海賊の唄-村上海賊物語」や他団体でも作曲編曲演奏させていただいたり、ピアノインストラクター・子育て支援センターにリトミック講師・小学校や中学校で音楽発表会の非常勤講師として音楽の授業や夢を叶える講演会に呼んでいただいたり、さまざまな企業様の社歌制作に携わらせていただくなどし、町の行事にアーティストとして出演させていただくなどしてきました。

ミュージカル「海賊の唄-村上海賊物語」

八朔テーマソング『839-81』に込めた願い

2022年春に八朔発祥の地・因島を全国により発信していく目的で因島観光協会より依頼をいただきまして八朔のテーマソング「839-81」(はっさくさくじつ)を作詞作曲させていただきました。

幼稚園、保育園、小学校、中学校でも八朔発祥の地である地に住んでいることを改めて誇りを持ちふるさと愛を高める目的として授業や運動会、文化祭、学習発表会などで使っていただくなどして地元愛を育て子供たちにふるさとを自慢の地に思い、大人になって島外へ出る機会が訪れた時にも自ら地元を発信していける子を育てたい思いを持ちかかわらせていただいております。

「不可能を可能に」変わりゆく景色を残すために

また、教育の場で私が最も伝えたいことは、何事もチャレンジし諦めない強い心を持って邁進して行くことです。学校もどんどん人数が減り合併し、少人数だから「どうせ無理」とか「田舎だし人数少ないしできるわけがない」などという言葉を耳にすることが多くなる現在、私は後輩達に、因島に、何を残せるだろうかと考えました。道路拡張の為どんどん昭和の頃の街並みは変わり、その頃の私はまだ子供であり何をすることもできずに悔しい思いや残念な気持ちはありました。

八朔のテーマソング「839-81」(はっさくさくじつ)を作らせていただき全国発信する方法を考えていた頃にちょうど初恋芸人映画の企画者と繋がることができました。これは因島の昔から変わらぬ山、海、瀬戸内の風情を発信できて残していける最高のチャンスに恵まれたのだと思い、自分の中で実行することしか選択肢はありませんでした。自らがチャレンジし、ふるさとを永久に残し、不可能を可能にすることで子供たちに夢や勇気、希望を持って欲しい気持ちの一心で飛び込みました。

音楽と映画、ジャンルを超えた「ゼロから形を作る」挑戦

音楽と映画プロデューサーというのは全く別な性質かもしれないけれど私の中では共通しており、映画は音楽が非常に重要な役割りを持っている物語であると同時にゼロを形にしていく作業の根本的部分は同じだと思っています。

何事も一歩踏み出す勇気と、必ず訪れる壁を諦めずに進むか辞めるかの2者選択の連続です。諦めたら終了というわけなので、とにかく一歩一歩前を向いて進むことを日々継続するのみだと思っています。

私はこの度映画制作で資金調達が1番困難で何度も挫けそうになりながら皆様に助けていただきここまで来ることができました。企業様、応援者様には金銭サポートや精神サポートをどれだけしていただいたことかわかりません。たくさん助けていただき、励みの言葉をかけてもらい、皆様の力で映画「初恋芸人」は上映まで辿りつくことができましたことを心より感謝申し上げます。

結びに代えて

皆様本当に本当にありがとうございました。1人でも多くの方に観ていただき、全国各地で応援してくださっている方もふるさとの風景を観てそれぞれいろんな思いでふるさとを思い出すひと時になっていただけたら、また、島外から尾道因島へ訪れていただき町の活性に繋がることができたら幸いです。

今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

映画「初恋芸人」公式Xより