
因島高等学校同窓会東京支部支部長 吉原敬典
第14回因島高等学校同窓会東京支部総会が、去る6月15日(日)午後1時から同3時30分までの間、皇居東御苑に隣接する「KKRホテル東京」10階の宴会場「瑞宝」において開催されました。
当日は、小雨の中、東京支部会員のほか、因島から因島高校の校長や本部同窓会長をはじめ、本部、関西支部、広島支部の役員や因島ゆかりの方を含め、総勢114名のご出席をいただき、大盛況のうちに終えることができました。
- (受付の様子)
- (会場内の様子)
- (会場内の様子)
ご出席していただいた方々には、等しく「母校・因島高校」と「ふるさと因島」について、新たな認識と深い感慨を持たれ、また、久しぶり会う同級生や多くの同窓生との親睦を深めるなど、大変楽しく有意義な時間を過ごしていただいたようです。
それでは、式次第に沿って、総会の様子を報告したいと思います。司会は山中事務局長が行い、軽快かつ厳かに進められました。
まず、最初に村田支部長が開会の挨拶を行いました。出席者に対する謝辞と母校の沿革から本会の趣旨、東京支部の発足経緯からこれまでの活動を現在に至るまで熱っぽく語ってくれました。
(村田支部長の開会の挨拶)
次に本部の木村同窓会長と現因島高校の中西校長です。木村会長は同窓会を取り巻く現況を、中西校長は現在の因島高校の現況について、小冊子「因島高校スクールガイド」の内容をプロジェクターで説明してくれました。
- (木村本部同窓会長挨拶)
(中西校長のプロジェクターでの説明の様子)
そして、因島高校が100周年記念事業を行ったときに校長であった倉田元校長が登壇され、「当時、同窓会の方々から過分なご支援をいただいたにもかかわらず、コロナ禍のため正式なお礼が言えなかった」として、改めて謝辞を述べられました。
- (100周年記念行事の謝辞を述べる倉田元校長)
その後、議事に移り、事務局からの会計報告及び同監査結果の報告と東京支部の新役員体制が賛成多数で承認されました。総会の部の最後は、新しく選任された吉原新支部長の挨拶があり、「同窓会は乾き切った現代社会の中で貴重なコミュニティであり、今後、東京支部の活動を積極的に盛り上げて行きたい。」と力強い発言がなされました。
- (吉原新支部長の力強い挨拶)
総会が終わり、20分の休憩の後、懇親会に移行しましたが、この休憩の間に出席者を二組に分けて集合写真の撮影を行いました。当ホテルは結婚式も行われていることもあり、プロのカメラマンと撮影助手による細かい指示がなされるなど、まさに結婚式さながらの撮影でした。これがその写真です。
さて、いよいよ、お待ちかねの懇親会の開始です。司会は、今回の役員改正で事務局長を辞し、新たに副支部長となった山中さんがそのまま継続して担当しました。
懇親会の乾杯挨拶は、元校長で本校の卒業生であり本部同窓会の顧問でもある金山正行氏が行いました。出席者の一部にはビールがテーブルに運ばれるや、司会が乾杯の挨拶者を紹介しているときにすでに、ビールをのどに流している人もいました。流石に総会が長くのどが渇いていたのでしょう。
金山元校長の挨拶は、やはり因島高校卒業の元校長らしく、一言一言に母校への強い思い入れと愛情が感じられ、かつ同窓会に対して期待を寄せる内容でした。
(金山元校長の挨拶と乾杯の様子)
この後はそれぞれ歓談の時間となりましたが、この間、正面左右にあるプロジェクターからの映像には昔懐かしい因島の映像が映し出され、また、因島小唄、海賊節、因島想春譜、瀬戸の花嫁など、因島や瀬戸内海関連の歌も流されました。特に「因島市歌」が流されたときは皆さんちょっと驚いた様子でした。
歓談の途中で、「因島ふるさと会(※)」の代表世話人が東京支部前々支部長の岡野徹氏から、尾道北高校卒で因島中庄町出身の宮地剛氏に代わったとの報告がありました。
※因島出身者等で東京とその周辺に勤務・居住している人たちが、お互いの親睦と因島の発展に寄与することを目的として、約30年前に東京在住の因島関係者で立ち上げた因島応援団とのことです。
そして、その宮地氏が、所用で出席できなかった因島商工会議所会頭で因島観光協会会長でもある村上祐司氏(昭和39年卒)の代わりに「因島の現況とこれから」と題し、
- 今日の因島の島内開催事業(島ごとぽるの展、西日本学生トライアスロン、宮島さん協賛花火大会、因島水軍まつり等)
- 今日の因島の課題(人口・出生数・事業所数の減少、地域経済の衰退など)
- 今後の因島の短期的取組と長期的取組について
等のご講演を行いました。
- (村上祐司氏の代わりに説明する宮地氏)
最後に、今回の役員改正で新たに事務局長を兼任することになった星野副支部長が閉会の挨拶を行い、東京支部総会と懇親会を終わりました。
星野副支部長は、挨拶で「関西・広島両支部そして本部総会も大きく総会出席者を減らした中、皆さんのおかげで東京支部はどうにか最小限の減少にとどめることができました。次回3年後の総会にも是非ご出席いただきたい」とお願いし、最後に因島高校と同窓会の弥栄を祈念して、万歳三唱を行いました。

(閉会の挨拶と万歳三唱する星野副支部長と万歳を唱和する出席者の皆さん)







