2019年7月20日 / 最終更新日 : 2019年7月30日 times 因島で見た野鳥 因島で見た野鳥【50】カワセミ ブッポウソウ目カワセミ科の一種で、水辺に棲息する全長17㎝の鳥で、日本のカワセミ科では最小である。長くて黒い嘴(メスは下面が赤い)を持ち、頭と背は緑色からコバルトブルーに輝いて見え、腹は赤茶色。姿や色が美しいので、「清流 […]
2019年7月13日 / 最終更新日 : 2019年7月30日 times 因島で見た野鳥 因島で見た野鳥【49】オオタカ タカ目タカ科の一種で、全長はオスが50cmでハシボソガラス大、メスが57cmでハシブトガラス大である。頭・背・尾の上面は暗青灰色で、白い眉斑が明瞭で黒い眼帯のような模様があり、目(虹彩)は黄色。腹部は白く、黒い横斑がある […]
2019年7月6日 / 最終更新日 : 2019年7月14日 times 因島で見た野鳥 因島で見た野鳥【48】トビ タカ目タカ科の一種で、因島で最も馴染深い猛禽である。全長はオスが59㎝、メスが69㎝の大形のタカである。タカ科では、トビ以外は尾羽の先端は凸型であるが、トビは凹型で広げると三味線のバチのように三角形に見える。体の上面は黒 […]
2019年6月29日 / 最終更新日 : 2019年7月8日 times 因島で見た野鳥 因島で見た野鳥【47】ミサゴ タカ目ミサゴ科の一種で、因島では周年見ることができる。タカ類は一般に、オスよりメスの方が大きくて、ミサゴも、全長はオス58㎝、メス60㎝とメスの方が大きい。翼は細長く、尾羽は短い。殆どの鳥は、羽をたたんだ時には、尾部に羽 […]
2019年6月22日 / 最終更新日 : 2019年7月5日 times 因島で見た野鳥 因島で見た野鳥【46】タカブシギ チドリ目シギ科の一種で、全長21.5cmの旅鳥である。キアシシギと同様に、夏季にシベリヤ方面で繁殖し、東南アジアやオーストラリアで越冬する。頭は灰褐色で、体の上面は黒褐色で、白色の斑点が入る。腰と腹は白色。足は暗い緑黄色 […]
2019年6月15日 / 最終更新日 : 2019年6月22日 times 因島で見た野鳥 因島で見た野鳥【45】キアシシギ チドリ目シギ科の一種で、全長25.5cmの旅鳥である。頭から背は灰褐色で、腹は白く、胸から脇にかけて白地に灰褐色の波形の横斑がある。嘴の先は黒く基部は褐色がかっている。脚は黄色。飛翔時にも、イソシギ のような翼帯は出ない […]
2019年6月8日 / 最終更新日 : 2019年6月15日 times 因島で見た野鳥 因島で見た野鳥【44】イソシギ チドリ目シギ科の一種で、全長20cm。因島では1年中見ることができるが、冬に見る機会が多いように思う。嘴と頭から背は灰黒褐色、眉斑は白く、胸に灰褐色の縦斑があり、腹は白く、白い部分が胸部側面にくい込む特徴のある模様をして […]
2019年6月1日 / 最終更新日 : 2019年6月9日 times 因島で見た野鳥 因島で見た野鳥【43】タシギ(類) チドリ目シギ科の一種で全長26cmの冬鳥。まっすぐで細く長い嘴を持つ。頭は、頭央線(頭の中央にある背骨に平行の線)・眉斑(目の上の線)・目の下の線が黄白色で、その間に黒褐色の線状の斑がある。背は褐色地に黒の斑紋があり、脇 […]
2019年5月25日 / 最終更新日 : 2020年2月16日 times 因島で見た野鳥 因島で見た野鳥【42】ホトトギス カッコウ目カッコウ科の一種、全長27.5cmの夏鳥で、カッコウ科では最小。頭部と体の上面は青灰色で、腹は白く、太くて黒い横斑がある。 筆者は、写真では未確認だが、初夏に、「特許許可局」と聞きなす特徴のある鳴き声を聞き、ホ […]
2019年5月18日 / 最終更新日 : 2019年5月25日 times 因島で見た野鳥 因島で見た野鳥【41】メジロ スズメ目メジロ科の一種、全長12cm、ミソサザイやキクイタダキに次いで小さい野鳥である。体の上面は黄緑色で腹は白っぽい。目の周りが白い。 因島では留鳥で繁殖もしている。冬から春にかけて、庭の山茶花・椿・梅・桜に蜜を求めて […]
2019年5月11日 / 最終更新日 : 2019年5月25日 times 因島で見た野鳥 因島で見た野鳥【40】オオバン ツル目クイナ科の一種、全長39cmで、冬鳥として因島の池に飛来する。一昨年の冬には、ある池に10羽ほどが来たが、例年は、一つの池に1~2羽程度である。クイナ科の中では、大きく太っている。体は黒くて次列風切の先端は白い。嘴 […]
2019年4月27日 / 最終更新日 : 2019年4月30日 times 因島で見た野鳥 因島で見た野鳥【39】バン ツル目クイナ科の一種、全長32.5cmで、因島の池に年中おり、浮巣を作って繁殖もしている。体は黒いが、背には茶色味がある。脇には白色斑があり、後ろから見ると白い下尾筒が目立つ。嘴は鮮やかな赤色で先端が黄色。上嘴から額にか […]
2019年4月22日 / 最終更新日 : 2019年4月27日 times 因島で見た野鳥 因島で見た野鳥【38】ヒクイナ ツル目クイナ科の一種、全長22・5㎝で、クイナと同様に、沼地や水辺の草薮の中にすみ、夏鳥とされているが、因島では越冬もしている。 嘴は青黒色で、足は赤く、目も赤い。頭から前頸・腹は赤く、背は褐色で、脇・下尾筒に白と黒の横 […]
2019年4月16日 / 最終更新日 : 2019年4月27日 times 因島で見た野鳥 因島で見た野鳥【37】クイナ ツル目クイナ科の一種、全長29㎝で、沼地や水辺の草薮の中にすむ。因島では冬鳥。日本鳥類目録には、クイナ科として12種が記載されている。 1981年に鳥類学者が新種と認定した、ヤンバルクイナもその一種である。 クイナは、他 […]
2019年4月8日 / 最終更新日 : 2019年4月16日 times 因島で見た野鳥 因島で見た野鳥【36】セグロカモメ チドリ目カモメ科、全長61cmの海鳥。大型のカモメで、冬鳥として飛来する。嘴は黄色で、下嘴の先端近くに赤い斑点がある。足は、淡紅色。頭と体の下面は白く、背中と翼の上面は、青灰色で、尾羽は先端まで白い。因島の海に単独か、小 […]
2019年3月30日 / 最終更新日 : 2019年4月7日 times 因島で見た野鳥 因島で見た野鳥【35】ウミネコ チドリ目カモメ科、全長45cmの海鳥。因島では周年見る中型のカモメ。嘴は黄色で、先端近くに赤と黒の斑紋があり、足も黄色である。頭部と体の下面は白く、背と翼の上面は濃青灰色で、尾羽は白いが、他のカモメ類と違って先端は黒い( […]
2019年3月23日 / 最終更新日 : 2019年4月7日 times 因島で見た野鳥 因島で見た野鳥【34】カモメ チドリ目カモメ科の一種、全長42㎝の海鳥。北方で繁殖し、越冬のために、海岸や河口に飛来する冬鳥である。カモメは、前号で紹介したユリカモメ、本稿の「カモメ」と、ウミネコ、セグロカモメやオオセグロカモメなどのカモメ類の総称で […]
2019年3月16日 / 最終更新日 : 2019年3月26日 times 因島で見た野鳥 因島で見た野鳥【33】ユリカモメ チドリ目カモメ科、全長41㎝、冬鳥として渡来する小型のカモメ。雌雄同色、頭部や体の下面は白く、背や翼の上面は淡い青灰色、嘴と足は朱色である。冬羽では、頭部は白く、目の後ろに黒の斑点がある。渡去前の春に、頭部に黒褐色の頭巾 […]
2019年3月9日 / 最終更新日 : 2019年3月22日 times 因島で見た野鳥 因島で見た野鳥【32】カワウ カツオドリ目ウ科、全長82cmの水鳥で、因島では留鳥。雌雄同色で、体は遠目には黒く見えるが、背は黒い縁取りの茶褐色の羽で覆われている。婚姻色では、頭が白くなり、足の付け根に白斑ができる。嘴は黄色で先端はかぎ状、口角に黄色 […]
2019年3月2日 / 最終更新日 : 2019年3月22日 times 因島で見た野鳥 因島で見た野鳥【31】メジロガモ メジロガモ カモ目カモ科の一種。全長41㎝の冬鳥。海ガモ。 日本に来るカモは、アジア北東部で繁殖し、越冬のために、日本に来る。メジロガモは、ヨーロッパや西アジアで繁殖し、ナイル川流域やインド北部などで越冬する。 「フィー […]
2019年2月9日 / 最終更新日 : 2019年3月26日 times 因島で見た野鳥 因島で見た野鳥【30】ホシハジロ ホシハジロ カモ目カモ科の一種。全長45㎝の冬鳥。海ガモ。写真の前列2羽がメス、後列2羽がオスで1羽が潜水を始めたところ。尾羽が殆ど水中にあり、海ガモの特徴がはっきりとわかる。 オスの頭部と頚は、赤褐色で、胸は黒く、体は […]
2019年2月2日 / 最終更新日 : 2019年2月16日 times 因島で見た野鳥 因島で見た野鳥【29】キンクロハジロ キンクロハジロ カモ目カモ科の一種。全長40㎝でコガモよりやや大きい冬鳥。海ガモの一種。雄は、頭部が紫光沢のある黒で、後頭部に垂れ下がった長い冠羽があるのが特徴の一つ。胸・背・腰は黒で、脇と腹は白い。 写真のオスは11月 […]
2019年1月26日 / 最終更新日 : 2019年2月3日 times 因島で見た野鳥 因島で見た野鳥【28】オカヨシガモ カモ目カモ科の一種。全長50cmの冬鳥。オスの頭部は褐色で、体は灰黒色で、黒い上・下尾筒が目立つ。嘴は黒く、足は淡橙黄色。他のカモのオスに比べ、地味な羽衣をしている。メスは、他のカモと同様に、褐色で黒褐色の斑があり、マガ […]
2019年1月19日 / 最終更新日 : 2019年1月31日 times 因島で見た野鳥 因島で見た野鳥【27】マガモ カモ目カモ科の一種。全長59㎝の冬鳥。カモの代表的な種である。 オスは、嘴が黄色で、頭は緑色、胸は栗褐色で、尾羽がカールしている。メスの羽衣は褐色で黒褐色の斑があり、嘴は橙赤色で黒色の不規則な模様がある。 翼鏡は青緑色や […]
2019年1月12日 / 最終更新日 : 2022年2月7日 times 因島で見た野鳥 因島で見た野鳥【26】ハシビロガモ カモ目カモ科の一種。全長50cmの冬鳥。嘴が大きく、先端が広がっているので、識別は容易である。 オスは、頭部は緑色光沢のある黒で、緑色は構造色で、紫色に見えることもある。嘴は黒色、首から胸は白色で、脇と腹は栗茶色。 メス […]
2019年1月7日 / 最終更新日 : 2019年1月12日 times 因島で見た野鳥 因島で見た野鳥【25】オナガガモ カモ目カモ科の一種。全長はオス75cm、メス53cm。冬鳥。他のカモと比べ、体はスマートで、首は細くて長い(写真では首を縮めている)。 オスは、長い尾羽を持ち、頭部は黒褐色、後頸の側面に白い線があり、胸は白く、脇は灰色で […]
2019年1月1日 / 最終更新日 : 2019年3月26日 times 因島で見た野鳥 因島で見た野鳥【24】ヒドリガモ カモ目カモ科の一種。全長48.5cmの中型のカモ。コガモについで飛来し、数もコガモに次いで多い。嘴は鉛色で先端が黒く、足は灰黒色。メスは、全体に褐色だが、他のカモに比べて赤みが強く、腹は白。生殖羽のオスは、頭頂は黄白色で […]
2018年12月15日 / 最終更新日 : 2018年12月29日 times 因島で見た野鳥 因島で見た野鳥【23】コガモ カモ目カモ科の一種。全長37.5cmの小型のカモ。冬鳥。 渡り鳥のカモは、春から夏にシベリアなどで繁殖し、秋から冬の間日本で越冬する。 カモのメスは周年地味な羽衣をし、オスは、派手な色の羽衣(生殖羽)で繁殖期を迎え、繁殖 […]
2018年12月8日 / 最終更新日 : 2018年12月29日 times 因島で見た野鳥 因島で見た野鳥【22】カルガモ カモ目カモ科(水鳥)の一種。全長60.5cmで、大型のカモ。留鳥で、羽衣は雌雄でも、繁殖期と非繁殖期でも大きな差はない。これらの点は、渡り鳥のカモと異なる。体は褐色で黒褐色の斑があり、頭頂は黒、淡色の顔に2本の黒い線があ […]
2018年12月1日 / 最終更新日 : 2018年12月11日 times 因島で見た野鳥 因島で見た野鳥【21】ゴイサギ ペリカン目サギ科の一種。全長57・5㎝の留鳥。嘴は黒く、頭と背は藍色を帯びた黒で、下面は白い。目は赤い。 首を縮め、背を丸めて、水辺に佇んでいる。他のサギ科の鳥と同様に、首は長く、魚を獲る時は首を伸ばすらしいが、筆者は見 […]