造船城下町の落日

ニッポンを代表するサクラの花の下、入学式や入社式が各地で行なわれた。月日が過ぎる早さを恨んでいる暇もなく5月のゴールデンウイークがやってくる。

なにしろ朝夕の小中学生や幼保の通学風景が見られなくなったのもここ数年のことである。今、思えば登下校の子供たちからずいぶんと生気をいただいたものだ。因島土生町の老人クラブ役員の会話の中で「わたしたちの小学校時代は1学年8学級だった」と会話がはずむ。

昨今の子供たちに話しても「昔話」に耳を傾けようともしない。尋常高等小学校を卒業すれば少年志願兵というエリート軍人の道が開けていた。家の誇りであり、村の名誉でもあった。青年将校は「天皇陛下万歳」と呼んだのか。「君、死にたもうなかれ」と祈る家族のことを思い散っていったのかはふれようとしない。

なにしろ世の中のテンポが速く、みかんと造船ブームが通り過ぎ、商店街がシャッター街へと変貌する姿は造船城下町の落日を思わせる筆者の思い過ごしだろうか―。

(村上幹郎)

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