秀策生誕の地隣接の記念館 日本囲碁歴史文化が満載 殿堂入りの四氏が一堂に展示

 囲碁記念館(一面関連)は、幕末の天才棋士、本因坊秀策(1829-1862)の復元生家78平方メートルと囲碁関連資料館416平方メートルの2棟で構成。事業費は、設計などの経費900万円▽用地費など5300万円▽建設工事費1億2700万円▽その他展示品、施設整備費に1100万円▽総事業費約2億円。


 昨年7月7日起工。今年3月25日に完工。建物の養生と展示品の準備期間を経て9月27日開館の運びとなった。同館建設には約半世紀に渡る紆余曲折があったが平成の合併を機にトントン拍子に進み日の目をみた。
 観光地の松江市の小泉八雲記念館や津和野の文豪記念館などにひけをとらない施設が生まれた。
 建設法の規制でワラ葺き屋根の復元はかなわなかった秀策生家だが、屋内は秀策の子孫が大事に残していた見取図をもとに復元。万延元年の普請のあとをうかがうことができる。多目的に使用できるお茶席や囲碁の対局も可能。
 正面の囲碁記念館は、左側が秀策関連。初公開は、富山市藤園女学園長、増田永峰氏が所蔵していた「秀策画像」。長さ12メートル、幅38センチの巻物。広島県能美島出身の秀策の弟子、石谷広策が亡き秀策の遺徳を偲んで全国行脚したさい各地の詩人画家、書家に描いてもらった書画7点、書7点計14点を収録した巻物の中にあった秀策画像。
 メインは秀策と母カメが愛用した碁盤と碁石。裏面には「慎始、克終、視明 無感(始めを慎み、終に克つ。視ること明らかにまどうことなし)」と秀策が書き残している。瀬戸田町の谷本兼次郎に贈った扇面の漢詞も秀策の人柄が偲べる。


秀策母子愛用の碁盤と碁石。碁盤裏側「慎始、克終、視明 無感」と秀策揮毫
 企画展の必見は、日本棋院に殿堂入りした四大聖人が一堂に展示された肖像画だろう。年代別に信長―秀吉―家康につかえた本因坊算砂▽天下人の家康▽四世碁聖本因坊道策▽十四世跡目秀策。このほか囲碁にかかれる浮世絵など、じっくり時間をかけると楽しめる仕組みになっている。
初代本因坊算砂徳川家康十四世跡目秀策本因坊四世道策十四世跡目本因坊秀策

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