日米「友情の人形」戦禍を乗り越えて 土生幼稚園で保存


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昭和2年から戦禍を乗り越えて土生幼稚園に保存されていた、日米「友情の人形」の「メリーちゃん」=写真=が今年の6月、因島三庄町の因島南認定こども園にやってきた。

日米関係が悪化していた昭和2年、親日家の宣教師シドニー・ギューリック博士の呼びかけで「青い目の人形」およそ1万2000体が日本に届いた。

戦時中は、「敵国の人形」「スパイ人形」として多くが焼却処分された。しかし処分を忍びなく思った人々が人形を隠し、戦後に学校などで発見された。

現存する人形は平成22年現在323体。広島県内においては土生幼稚園を含め5体みつかっている。

統合に伴い因島南認定こども園(岡野美紀園長、119人)に届いた。7月の誕生会において、土生幼稚園PTA作成のメリーちゃんの紙芝居が上演された。

岡野園長は「土生幼稚園で勤務していた職員のおかげでメリーちゃんが来てくれた。大切に保管します」と語った。

メリーちゃん

 

メリーちゃん紙芝居