市民劇団NPO法人尾道てごう座 本因坊秀策囲碁記念館の完成祝い今秋因島と来春尾道で記念公演

市民劇団NPO法人「尾道てごう座」(尾道市新高山二丁目田島美鈴理事長)は劇団発足10周年事業として因島出生の碁聖・本因坊秀策囲碁記念館完成を祝い、偉大な秀策の生涯と囲碁文化を題材とした演劇公演を今秋11月9日因島市民会館、来春1月11日尾道しまなみ交流館で行うことを決め準備に取りかかっている。

原作「虎次郎は行く」作家・庚午一生(村上幹郎)脚本「本因坊秀策―一筆啓上母上様へ=仮題」写真家・尾道大学講師、村上宏治写真=。プロデューサー田島美鈴。キャスト・特別出演者選考中。

村上宏治氏

市民劇団テゴウ座の設立は平成11年5月。尾道文化に熱い思いを寄せ演劇活動を通して継承、普及活動に取り組んできた。

第一回公演(平成11年)はプレ国民文化祭出演、尾道を舞台とした「ふみこ(林芙美子)」。第2回(平成12年11月)国民文化祭「木筆花―平田玉蘊の物語」▽林芙美子没後50年記念事業「花の命―放浪のひと林芙美子」▽「行友李風物語」▽「雁木物語」・・・第12回(平成18年11月)「花と天丼一杯―小林和作の美学」―と、尾道とゆかりのある人物を演題に公演活動を続けている。

これまでの公演は、作家の林芙美子や横山美智子、画家の平田玉蘊、小林和作を演じてきた。今回は碁聖と仰がれる本因坊秀策の生涯に挑戦する。

一味違う演技に挑戦

本因坊という言葉からくるイメージは、いかにも抹香臭い。話が囲碁の世界になると、一番観客には縁遠くなる。NHKでも取りあげられたが視聴率はいま一つ。その壁を取り除いたのが漫画雑誌の少年ジャンプに連載した「ヒカルの碁」。

テレビでアニメ化され、全国的には小中学生を中心に爆発的な囲碁ブームの起爆剤となり、囲碁は年寄りのゲームというイメージを払拭して「お洒落でカッコイイ」「お行儀がよくなり、集中力・思考力が備わってくる」と注目を集めた。

映像や演劇で囲碁の世界を表現するのはむずかしいとされてきたが、シナリオにひと工夫すればエピソードの多い秀策にライトをあてられるだろうと関係者は熱い視線を送っている。

関連リンク
市民劇団NPO法人「尾道てごう座
村上宏治氏ホームページ

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