来年7月で市制100周年 福山市

福山市が来年7月1日で市制100周年を迎える。古い歴史をひもとけば島影を活用した商都尾道港や鞆の浦のような活況はなく城下町として存在。あえていえば陸軍福山連隊があったぐらい。そうしたことからか県東部の米軍空爆を受けた都市の一市にあげられる。

焼野原となった福山市だが日本鋼管福山誘致が決まってからは備後工業都市の先陣を走ることになった。それに加えJR新幹線の停車駅建設などの後押しなどもあり政治経済の備後の中心が尾道から福山市に移動し始めた。なにしろ製鉄所が建設されると20万人の人口が増えるという時代。巨大な煙突からたなびく煙を見ながら城下町から工業都市へと変身して行く福山市は「これでいいのか」と、当時の徳永豊市長は大気汚染を気遣った。

バトンタッチされた立石定夫市長は「小川にメダカが泳ぎ赤トンボが飛び交う都市づくりを」と呼びかけたが”鉄の町”の反応は薄かった。羽田皓市長は「市民総参加で思い出に残る100周年にしたい」というが―。

(村上幹郎)

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