因島サティの撤退通告 土生商店街のツバメが減った?

造船の活況で、なんとなくあわただしい因島。かつて賑わった土生商店街は歯が抜けたように空地が駐車場になり、島のシンボルだった日立会館の跡地は広場になったまま。追い打ちをかけたのがマイカル・サティの撤退通告。かけ声ばかりの市街地商店街の活性化対策にも先が見えてこない。

芸予諸島の中核都市の責任を担っていたはずの因島。合併に失敗して尾道市に吸収してもらったのだから元気がない。気のせいか近年、町中でツバメの子育てをする風景が減ってきたように思える。

ツバメは元来、人の出入りが多い建物しか巣を作らない。卵を狙うカラスやヘビが近づかないからだ。ところが最近になって人間が出すゴミにカラスが集まり、軒下のツバメや巣の中の子供まで襲うようになった。人がいる気配を頼りに安心して子育てを励むツバメにとっては災難である。

早起きする家に福を運んでくると歓迎された鳥である。親愛の情にこたえる懐の深さまで欠けてきたご時勢になったのだろうか。

(村上幹郎)

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