18日の父の日を前にした7日、因北小学校（平尾俊治校長、322人）で「父の日トーク」が開かれた。この日、授業開始前に取り組んでいる朝読書活動の一環として、児童の父親ら21人が絵本の読み手をかってでた。

これは、毎月1回行なわれているボランティアグループ「ひこうき雲」の活動の「父の日」版でもある。時間は15分間。各学年各クラスに2人ずつ出向き、「吾輩は猫である」などの絵本を読み聞かせた。熱のこもった朗読に児童たちは思わずひきこまれ、楽しそうに聞き入った。

同小学校は昨年から、広島県の「ことばの教育」パイロット指定校と尾三教育事務所の教育研究推進プロジェクト指定校となり、読書活動に力を入れてきた。学校の授業と保護者の読み聞かせ活動が連携し、児童の読書と図書室への関心が高まりつつあるという。

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