平成の大合併に区切り迎える 増員市議の期待度は投票率低下 合併決着し有権者も選挙疲れ

昭和の大合併地図をアメとムチで塗り替えてきた「平成の大合併」が3月末に区切りを迎えようとしている。

広島県東部沿岸部では尾道市が今年1月10日、因島と豊田郡瀬戸田町と。3月1日に福山市が深安郡神辺町を編入合併すると人口規模で中国地方第3の倉敷市とほぼ似てくる。これに三原、府中の両市が加わって「新びんご圏」が形成されるわけだが、その「かたち」が見えるのは、まだ先のようだ。

 新尾道市は、因島と瀬戸田の人口3万5600人が加わり15万人都市になった。しまなみ海道の広島県側はすべて市域になり、その面積は284平方キロ。

造船とかんきつ生産を地場産業とする両市町との合併協議で因島市は新市建設計画のハード事業に10年間で総額196億1200万円を約束した。主なもので土生港周辺の中心市街地整備14億円など28事業。瀬戸田町総額93億6800万円で支所建設4億円、サンセットビーチ整備6億1300万円など計37事業。

2006年度から10年間で実施予定で尾道市は新年度の予算編成方針で新市建設計画に基づく事業を基本として22日から開かれる尾道市議会に上程、審議される。

合併特例債の適用事業については因島前市長も市議も市民の期待感を代弁するが、行革を旗印に尾道市が節減と投資のバランスをどう図っていくか課題は山積している。

合併問題決着 厳寒の増員選

「合併」というめぐりあわせに遭遇した因島市議会議員にとってはあまりにも過酷である。昨年4月の市議選に続いて今月5日の合併増員選挙。来年4月には尾道市議改選による選挙が待ち受けている。

生き残りをかけたサバイバル選挙に勝ち残る登龍門だった2月5日投開票の尾道市議増員選挙は定数8人に対し14人が挑戦した。

20060211a.jpg 昨年4月の選挙は合併問題が争点だったが、それも決着し有権者は沈滞ムードだった。それに加え、未曾有の寒波に襲われた厳寒の選挙戦で投票率も懸念通り低下、過去最低の74.23%にとどまった。

瀬戸田町の選挙も3議席を4人で争い、76.28%で旧町議選の投票率が最高96.26%、最低でも89.17%だったのが遠い昔のように思われる。統一地方選の2003年4月以降、合併問題による町長選3回、知事、国政選挙を含め7回の選挙に住民投票もあって有権者の選挙・投票疲れも影響した。

尾道市は新年度、因島・瀬戸田地域の住民に、しまなみ海道の車通行料を最大約18%軽減する「ノンストップ料金(ETC)」の機材購入で1万円を補助する。住民の一部は喜ぶが、商店主は島外流出で面白くない。あちらを立てればこちらが立たない。

※ 票は投票所別投票状況(平成18年2月5日尾道選管発表)

(村上幹郎)

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