生口島学校統合めぐり瀬小・瀬中一本化案に保護者が異議あり!

現在、因島と瀬戸田市域の小中学校統合をめぐって保護者・住民への説明会がつづけられている。10日、瀬戸田町の生口島開発総合センターであった南小学校と生口中学校のPTA会員合同説明会では、反対意見が続出し、様々な問題点が浮かび上がってきた=写真=。

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市教委から平谷祐宏教育長、戸田崇勝因島瀬戸田地域教育課長らが出席。保護者ら参加者は約130人。平谷教育長は冒頭、提案はあくまで案であって決定ではない、皆さんの意見を伺いたいと強調。つづいて尾道市の学校適正配置への取り組み、因島での進行状態を報告した後、生口島の具体的な説明を始めた。

学校の統合で複式学級解消

急速な少子化の進行のなかで現在、東生口小学校が複式教育に移行しており、南小も数年後、それが予想される。生口中の生徒数減少も避けられない。隣接校との統合でもってこの事態を解決したい。複式学級解消は尾道市としての全体方針である。小学校は南小、東生口小とも瀬戸田小に統合。生口中も瀬戸田中に統合。生口島・高根島に1小学校1中学校にする。

瀬小・瀬中ゾーンは、ベルカントホール平山美術館などがあり、教育環境に恵まれている。観光客の目もあり子どもにとつて安全だ。瀬小、瀬中が隣接し、瀬戸田高校も近くにあり、小・中・高一景教育の流れを継承できる。統合後、児童・生徒をスクールバスで送迎する。その具体案もある。平成18年度中に方針が決まれば20年度に開校が可能となる。

説明の順番が違うとの指摘

質疑応答が始まるや保護者の不信感が噴出した。資料に添付きれた尾道市議会議員の発言―「卒業した学校がなくなるのは忍びない」「遠くまで通わせるのはかわいそうだ」というのは郷愁であり、目先しか見えない親心」―への不快感を表明したうえで、決定したことの事後説明ではないか、説明会の順番が違うではないかという指摘がでた。

学校統合同額についての市教委の説明が、保護者をとびこえて区長会の誤解を取り付けることを優先したことへの批判であろう。区長会によってまた自分たちの意見が封じ込まれるのではないか、保護者たちのぬぐいがたい不安と不信をうかがわせた。

旧因島市教委の合併前の約束はどうなつたのか、という意見も出た。因島市教委は合併直前、東生口小の保護者に対して、南小と東生口小の統合による小学校存続と生口中の存続を尾道市へ引き継ぐと約束した。

島の半分から子供いなくなる

「瀬小・瀬中付近が教育にとって良い環境」という説明も説得力にかけた。「環境において南小にまさるものはない」「地域について何も分かっていない」と即座に反論された。

  • 瀬小までの距離は子どもたちから遊ぶ余裕をなくす。
  • スクールバスで送迎するというが、この地域ではバスを降りてからが問題で不安だ。
  • 小中とも吸収合併になり、島半分から子どもがいなくなる。
  • 複式解消というのは本当の教育環境ではない。複式でそんなに弊害があるのか。
  • 100人レベルの人数が束生口小と南小に残るなら、小学校を残してほしい。南は環境が良い。南に学校を残してほしい。

会場に集まった保護者たちは小学校と中学校の存続を市教委に強く要望した。予定時間を30分超えても保護者の発言は止むことはなかった。予想をこえた人数の意思表示であった。

平谷教育長は、東生口小の複式学級解鞘のための学校統合を行政として強い気持ちでもって行なうと言明。さらに南小についても同様だとした。そのうえで教育長は、皆さんの意見ほ持ち帰ると約束した。

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