【合同インタビュー】古里・因島は心の根っこ 東姉さんメッセージ「本物になったポルノ」
初体験の小中高生招待ライブ。案ずるよりも産むがやすい。子どもたちはロックのリズムに乗って総立ち。歓声をあげながらポルノグラフィティと一緒に歌い手拍子を打って酔いしれた。ミリオンヒットの「サウダージ」やふる里「因島」への思いを込めた曲など、アンコールを含め12曲を歌い終ったボーカルの岡野昭仁さんとギターの新藤晴一さんの2人は合同インタビュー。飾り気のない言葉で次のように語った。
―ふる里因島でのライブを計画したのはいつごろからですか?
昭仁 デビューしたころから思いはあった。しかしライブ会場の条件などから実現できなかった。今年の8月ごろ、友人から合併で因島市がなくなることを聞き「因島市」が無くなるまでにふる里に恩返しがしたいという思いでいっぱいになりました。母校である因島高校の終業式で演奏しようと考えましたが、関係者の協力でこうしたしっかりしたライブができ感謝しています。
―ライブを終えた感想は
昭仁・晴一 小中学生を対象にしたライブは初めてで新鮮でした。僕らの時代よりもノリがよく、表現力もあり、はずかしがらず一緒に歌ってくれたのがうれしかった。
―因島の思い出は。
昭仁 都会の人たちがゲームセンターに行くように少年時代は毎日海へ行き真っ黒になって遊んだ。
晴一 高校時代の思い出が強い。楽器を持ったのも多くの友達と出会ったのもそのころだった。
―子どもたちへのメッセージは。
昭仁 因島に生まれ育ったことに自信を持って自慢してほしい。社会に出て、ふる里が力になってくれる。合併で市でなくなるのは寂しいけれど、いつまでも素晴らしい島であってほしい。
晴一 島を離れて美しく元気をくれる島だと意識しだした。自分の根っこは、因島にあると実感している
―18歳で因島を離れポルノでデビューしたときは3人組だった。
昭仁・晴一 昨年、タマ(白玉雅巳=土生町・弓削高専)と行く道が別れたが同じ事務所で顔を合わせている。今回のライブにも東ちづる先輩とタマが成功を祈ってメッセージを送ってくれた。将来、また一緒にやるかどうかは分らない。
―将来、どういうアーチストを目標にしているのか。
昭仁 器用な方でないので、全力で思いを伝えられるよう努力したい。
晴一 大人になってきたのでリアルな表現、変化を模索している。
―どうも有難う。因島を忘れないで頑張って下さい。
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