さくらの春駆け抜けた県議選挙 政党色ひかえ目の支援を訴えて どちらが因島に役立つか比較論

 8年ぶりの因島市の県議選は、年齢や政治歴からも大物対決となった。松浦幸男候補(60)は市議5期と県議4期年間。岡野敬一候補(51)は市議2年、市長3期12年間という経歴。だが、この組み合わせの選挙構図と戦いは対称的だった。(以下敬称略)


 自民党亀井静香系で地元企業2代目社長の現職松浦は、政治組織と企業ぐるみの組織づくりに主力を置いた。
 自由党小沢一郎系で元自民党故佐藤守良系の新人岡野は前回の市長選で苦汁をなめ初心に帰って草の根潜行型の選挙戦に徹した。終盤は反市長派で新年度予算案を否決した市会議員グループを抱き込んで身の振りかまわず必死の形相で集票を訴えた。
 だが、市民有権者の反応は、いま一つ。むしろ、市制50周年を迎えた新年度予算案を否決した市会議員への怒りの声が強く、県議選の1週間後に控えた市長選への関心が深まっている。
自民組織と企業ぐるみ全開 松浦陣営が追い上げムード
 松浦陣営は、16年前に地べたをはうような県議選を故柏原敏喜と争って以来の選挙戦で組織づくりに手間どった。8年前の金山吉隆との選挙戦が全力投球でなかっただけに、エンジンがかかるのに時間がかかった。
 このため亀井静香前自民党政調会長の応援を求め、実兄の郁夫参議院議員、能勢和子前代議士らも訪れた。終盤になって日立造船、内海造船関連企業も松浦支援を前面に出しムードの盛り上がりを見せた。
 その反面で上滑りを懸念する声もあるが、広島県議会の現状は、自民党系の古参議員でないと予算獲得がむずかしく、新人議員で無派閥ではなにもできない。因島は旧民社時代にもどって貧乏くじを引くといった政治の仕組みがどれだけ有権者に浸透したかがとわれる選挙でもある。
予算否決市議の応援で 岡野陣営後半にヒート
 岡野陣営は4年間のブランクがひびき入念な準備をしたつもりがスタートでとどまった。しかも市長選の雪辱予想を裏切って県議選を選択したことで県議―市長選の構図にねじれ現象がおきた。当然のことながら支持者がとまどったのも無理からぬことだった。
 出陣式や選挙事務所もいま一つ盛り上がりがなかったが、個人演説会で因島市の予算案を否決したリーダー格の市議、村上博徳、須沢弘明らの舌戦がヒート。土生小体育館の個人演説会場には元民社の柳田稔、田熊小の自由党代議士佐藤公治の応援もあり呉越同舟の気勢をあげた。
 草の根運動の岡野支持者に判官びいきの有権者が有利にからめば互角の結果もあるだろう。
過去の因縁
 花見シーズンを駆け抜けた統一地方選挙の後半戦は市長選挙。4年前の市長選は、岡野―村上和弘の一騎打ちだった。8年前の県議選は松浦に金山吉隆が挑戦した。
 一騎打ちの選挙は当然のことながら町も島も2分する。前回市長選は岡野―村上とも田熊町出身。今回は金山が土生で、村上が田熊。県議候補の岡野と金山は、独立独歩というが、金山を推す市議と岡野を推す市議が共通していれば岡野―金山は自然の流れだが、各地域で支持者のねじれ現象がおきるのも当然のことである。

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